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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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カテゴリ:相続( 6 )
エンディング・デザイン 〜相続問題入門セミナー(2) 
憲法は、個人の尊厳(憲法第13条)を最高価値とし、これを確保するために、自由権と平等権を定めています。

個人は、自由であり、平等に取り扱われてこそ、その尊厳を確保(憲法第13条)できます。

憲法が保障する自由の中には、財産権(憲法第29条)もあります。

個人は、財産を保有する権利が認められ、自身が保有する財産を自由に使っていいことになっています。
ですから、遺産は、それぞれが自由に分けていいことになっています。
但し、実質的平等に配慮して分けるようにと配慮されています。 (自由と平等は、実は対立するものなんですね)


憲法を承けて、民法は相続について、一体どのように定めているのでしょうか。

民法は、相続人(誰が相続できるか)を定め、それぞれの相続分(相続できる割合はどうなっているか)を定めています。

民法は、基本的に、血縁者に自分の財産を相続させたいと思うであろうと考えて、血縁者を相続人と定め、血縁の濃さに応じて相続分を定めています。 被相続人(亡くなった人、相続される人)の生前の意思を推測して、そのように定めています。

そして、相続人と定められてはいるものの、様々な事情で、その人を相続人とすることが社会正義、公平に反するような場合、そうした場合は、被相続人の意思にも反するのが通常でしょう。
そうした場合には、相続人から、除かれるという制度を設けています。 「欠格」と「廃除」です。

また、相続人であっても、相続を受けられるかどうか、また、どのような割合で受けられるかは、被相続人の合理的意思を推測して定められているわけですから、もし、被相続人の側で違う意思を持っていた場合、例えば、家を継いてくれるという次男には相続分よりも多めに遺したい、長男には多額の学費がかかったことだし、少なめにしたいとか、はっきりとした意思を持っていた場合には、その意思のとおりに(例外はありますが)できるように「遺言」の制度を設けています。

整理すると、こういうことです。

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by bengoshi_358 | 2013-07-18 15:49 | 相続
エンディング・デザイン 〜相続問題入門セミナー(1)
(2013.6.15 at 公民館)
※事務所制作の素朴な画像ですが、著作権は放棄しておりません。

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伴侶を得て、家庭を作り、子どもたちは仲良くすくすく元気に育っていきます。
父も母も、一所懸命に働きます。
30代、40代…月日はあっと言う間に流れます。

子どもたちも巣立って行きました。
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中高年を境に、先々のことが気になってきます。
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家族はみんな仲良くやっていると思うけれど、自分がいなくなったらどうなるだろうか。
伴侶はどうなるか。
相続は争族を生むというけれど、自分の家族もそうなってしまうのだろうか。

財産はいくらかあるけれど…。
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「兄貴を殺して、私も死にたい」
10数年前に、ある家族の相続事件で、妹さんがおっしゃいました。

仲良し家族が争族にならないために、どうしたら良いのでしょうか。
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by bengoshi_358 | 2013-07-04 12:09 | 相続
エクセル書式の活用。
現在、名古屋家裁管内でも、エクセル書式で遺産分割の財産目録を作ることになっています。

でも、最近研修録でみつけた、大阪家裁書式の方が一目瞭然でわかりやすいかも知れません。


研修録に添付されていた書式を、自力でエクセルで作成しました。

現在かかっている事件から、この大阪家裁書式で目録を作成してみようと思います。
(さすがにそれを正規の書類として提出するのははばかられるので、自分の手控えとして提出しないか、するにしても参考書類としてになりますが)
by bengoshi_358 | 2008-03-26 21:03 | 相続
遺産分割をわかっていない弁護士が多い?!
昨年の大阪弁護士会「相続分野集中研修」講演録を読んでいます。
大阪弁護士会協同組合からネット経由で購入しました。

さすが、大阪弁護士会。
改めて大阪弁護士会協同組合のHPをチェックしてびっくり。
研修の質もさることながら、研修録が出るのが早い(あ、「相続分野〜」は古いですが、今年2月の研修録がもう出ています)。
研修録を他の弁護士会の会員(一般にもか?)にも頒布してくれるのがいいですね。

離婚同様、比較的ハードルが低く、本人だけでもできるし、弁護士や司法書士に書面だけ作成してもらってもできる事件です。

高度な法理論やロジックはいらず、利害の調整だけが大変だという印象がありますが、ところがどっこい、この講演録を読んで、背筋がしゃんとなりました。


遺産分割事件では、
・非常に多くの専門的な知識が必要。
・争点が非常に多い。
・文献が少なく、裁判例も多くないので、ゴールが見えにくい。
・しっかりした申立書を作っても、入り口に入っただけで、そこからが大変。
・遺産分割とは会社更生事件で更生計画を作るのと同じ。
・多くの弁護士は、知識が豊富でも、知識が断片化されていて、それらが今の事件の最終処理にどう関係してくるかを理解していないように見える。

きわめつけが、審判の誓約に関する知識のない弁護士の主張書面(司法書士作成含む)は、ぜんぜんだめだということ。
できるつもりで主張ばかりぼんぼん書いてくるが、まったく失当であることがあるのだと。

20年間弁護士経験のある講師自身がわかっていなかった(その後裁判官になってわかった)という、自戒を込めた厳しい内容の講演に、遺産分割事件に対して、新しい心構えを持ちました。

数十分前よりも、ちょっぴり(かなり?)遺産分割がわかる弁護士になれたように思います。
by bengoshi_358 | 2008-03-19 20:21 | 相続
兄弟姉妹の相続分。 その2
先日、法律相談でちょうどこの「兄弟姉妹の相続分」の相談をいただきました。

「で、先生、結局どういうことになるのですか。計算してくれませんか?」
「えっ? 算数でできますよ。」
「だから、それをお願いしますよ。。」
「仕方ないですね〜。」


<兄弟姉妹だけが相続するとして、相続財産が1000万円、全血の兄弟姉妹が3人、半血の兄弟姉妹が2人とします。全血の兄弟姉妹1人の相続分はいくらでしょうか。半血の相続分はいくらでしょうか。>

全血の兄弟姉妹1人の相続分:X
半血の兄弟姉妹1人の相続分:Y

 3X+2Y=1000万円
  Y=0.5X

どうです?
簡単な連立方程式ではないですか?
え、ますますわからなくなってしまった?
………。

齋藤一人さんは、足し算引き算だけでいいんだよ、っていいますが、せめて小学校高学年、中学までの算数・数学くらいはちゃんと使えるので、覚えておいた方がよいなぁと思いました。
by bengoshi_358 | 2006-05-11 12:30 | 相続
兄弟姉妹の相続分。
(直系尊属及び兄弟姉妹の相続権)
第889条
1.次に掲げる者は、第887条の規定により相続人がいない場合には、次に掲げる順 序の順位に従って相続人となる。
  一 被相続人の直系尊属。ただし、親等の異なる者の間では、その近い者を優先する。
  二 被相続人の兄弟姉妹
2.第887条第2項の規定は、前項第2号の場合について準用する。

(法定相続分)
第900条
同順位の相続人が数人あるときは、その相続分は、次の各号の定めるところによる。
  四 子、直系尊属又は兄弟姉妹があるときは、各自の相続分は、相等しいものとする。
  ただし、嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1とし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1とする。


 第887条の規定とは、被相続人の子どもとその代襲者が必ず相続人となるという規定です。
 代襲者とは、本来相続人となるべき子どもが、被相続人である父ないし母よりも先に亡くなってしまっていた場合に、子どもに代わって子どもの相続を受けるべき地位を受け継ぐ(代わって襲名する)者、要するに孫のことです。

 子どもや孫がいない場合には、先代に遡って、おじいさん、おばあさんに相続人たる資格が生じます。
 おじいさん、おばあさんがいないときは、兄弟姉妹に相続人たる資格が生じます。

 この兄弟姉妹ですが、腹違いの兄弟姉妹も「兄弟姉妹」となりますが、ただし、「父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の2分の1とする。」ということから、『半血』(はんけつ)の兄弟姉妹は相続分は『全血』(ぜんけつ)の兄弟姉妹の半分になります。
by bengoshi_358 | 2006-04-25 18:10 | 相続
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