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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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自由主義の経済における価値
「ハイエク・知識社会の自由主義」(池田信夫、PHP新書)を半分くらいまで読みました。

ミューゼス、ハイエクの本が最近、再刊され、また新たに出版され、また宣伝広告をされるのは、かなり政治的な意図があると思います。

政府が、というのではなく、自由主義経済を守れ、という政治的メッセージ。


こういう時代だから、政治に、政府に大きな期待を寄せるのは仕方ありません。

雇用創出など、基盤的な部分での最低限の政策発動は急務です。


しかし、政治がなんでもできる、経済は人手で計画的に管理できるというのは、統治者(政治家・官僚)においては思い上がり(ハイエク)であり、被治者であるわれわれ側からすると過信でしかありません。


かつての長くて残酷な社会主義の実験の結果、明らかになったこと。
今こそ、冷静さを忘れてはいけない。
そんなメッセージが伝わってきます。


わたしは自由放任ではいけないと思いますが、過大な役割を政治に期待しすぎてもいけないと思います。

自由主義の価値を守りつつ、政治がどこまで介入するべきかについては、未だ経済学初学者ですので、答えを持ちません。


これから読み進み、さらにハイエク著作、ミューゼス著作を読み、その後の議論もフォローして学んでみたいと思います。




この本は、わかりやすくわたしのような初学者・入門編には最適です。
先が楽しみになる書きぶりです。
by bengoshi_358 | 2009-02-23 09:39
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