松岡正剛先生の「白川静・漢字の世界観」(平凡社新書)を読んでいます。
最近は、セイゴオ先生がマイブーム。
仕事からかなり距離があるアカデミックな本は、もう一つのサーモスタットの役目をするものです。
オーバーヒートしそうなアタマがクールダウンしていきます。
白川静先生が、恵まれない環境下で、「中学校の教師になって、生涯にわたって読書をし続けようと決意」したこと、「『詩経』と『万葉集』を同時に読むという決断」をしたこと、に覚悟を感じました。
その覚悟が、二十代から96歳までの白川先生の研究生活の原動力であり、白川先生を白川先生たらしめたことを思い、感じ入りました。
またセイゴオ先生の解説のわかりやすさ。
白川先生の本も同時に買いましたが、セイゴオ先生の本を読んでから読んでいきます。