わたしが鞄の要る仕事に就いたのは、人より遅く、30歳過ぎてからです。
そして、独立自営になって10年そこそこです。
ビジネス歴が長くないので、ビジネスツールや方法論は,常にベターを求めて、試行錯誤を続けています。(というか、駆け出し弁護士のころはただただ「長時間がんばるしかない」状態でしたので、ツール等に注意等回りませんでした)
最近、鞄について定着しつつあるのが、ビジネスウーマンに倣う、ツーバッグ・スタイル。
以前は、なにがなんでも一つの鞄に、と思っていましたが、ビジネスウーマンが、身の回りの物をハンドバッグに、書類をトートバッグに入れているのをが恰好いいなと感じました。
勝間和代さんがそんなだったかなというイメージが多分あって、外回りが多かったある1日、街で見かけるビジネスウーマンの書類鞄を意識して観察してみました。
やっぱり恰好いいと思い、即試してみることにしました。
但し、1週間考えて、トートは、わたしには似合わないと思い、止めました。
サブの鞄も、普通のブリーフバッグで行こう。そう決めました。
自分の身の回り品を入れるメイン鞄は多機能、軽量でこれまで使ってきたナイロン鞄。
事件記録を入れる書類鞄は質が良く、シンプルな構造で、持つのが楽しくなる鞄であること。
事件へのリスペクトを示す意味も込めて。
で、アウトレット品の総革コーチ・レキシントンブリーフバッグを買ってしまいました。
ほぼ1週間、多機能ナイロン鞄と総革コーチでしたが、雨の今日は、8年前に買った2000年限定色リモワ。
ブランドもの鞄は、値段の割りにヤワで長持ちしなさそうなこと、見かけ倒しみたいで好きではありませんが、リモワと総革のコーチは、確かにブランドと言えばブランドかも知れませんが、わたしの中では別格ですね。
どちらも、中古を買って使ってみたところ、コストパフォーマンスが驚くほど高いのです。(これだけの丈夫さを持つブランド鞄は、推測でしかありませんが、さる社長が長年使われていて何度か手に取って見せてもらった超高級なエルメスくらいか)
ツーバッグにすると、多機能鞄がぐっと軽くなります。
(ただ、スペースができて、持ち歩く7つ道具が15位になり、携行本が増え、膨れ気味。「意味ないじゃないですか!」と周囲からは言われつつあります)
今後注意すべきは、携行ツールこれ以上増やさないこと、を置き忘れがないようにすることでしょうか。
今朝は早出です。
込み始めた通勤電車で移動中。
あと少しで事務所です。