最近、わたしの親しい弁護士が委員となって、「弁護士費用のクレジット決済」問題に取り組んでいます。
たしかにクレジット決済が可能であれば便利ですね。
弁護士としても助かります。
やはり弁護士費用は一個人にとっては大金です。
企業であっても小規模事業者にとっては同様。
そのため、当事務所では弁護士報酬の分割払いにも応じさせていただいています。
ただ、分割払いだと管理が大変。
毎月、名簿と通帳を確認して入金確認をしていきますが、事務員さんの作業量も増えます。
ご依頼者の給料日によってお約束の支払日が違ったりするのですが、毎月の期限近くになると、「今月はちょっと待ってください」「1万円だけ入れさせてください」というお願い電話が入ったりして、その都度事務員さんが「今月は○円との連絡あり」とチェックを入れて行きます。
クレジット決済が可能ならば、こういう事務員さんの負担もなくなりますからね。
…でも、借金整理のご依頼の場合にはクレジット利用は無理。
とすると、借金整理関係での報酬分割払いのご依頼が多い当事務所の現状からすると、あまりクレジット決済導入のメリットはあまりないみたいですね。。。