「辛い」ということで、斎藤一人さんの「普通はつらいよ」という本を思い出しました。
イヤな目に遭ったり、思う通りにならないと、ふつうは腹を立てます。
腹を立てて物事が改善するかというと、却って辛くなります。
発想を転換して、良い面だけを見るようにすれば、辛くなるような経験からだって何かを掴んで立ち上がることができます。
自分の側でできることから変えていこうとしないで、外側のことに不平不満を言うのはありがちなパターンです。
普通のパターン。
普通はつらいんだそうです。
だから、「普通はつらいよ」という題名らしい。
発想を逆転してみると、生きていくのが辛いという普通ありがちな状態から脱することができるのかも知れません。
「何もないことが幸せ(悪いことがなく平穏平凡であることがむしろ幸せ)」という切り口は、普通ではなく、逆転の発想の1つですね。
何かがあるから幸せで、何かがないから不幸せだというのは普通かも知れませんが、努力もしないで、「何か」は得られませんから、辛いよね。
何かのために進んで努力しているなら、他人の目からはしんどそうでも、当の本人は心が燃えているから実は辛くない。
「何か」を見失うから辛くなるんですね。
ハイブロー武蔵さんの「希望の星の光を見失うな!」という本のことも思い出しました。
「幸」も「辛」も、結局心の置き所ひとつ。心の持ち方ひとつ。
まずは、今を「幸」と認めて感謝しよう。
そして、少しでも「何か」の不足を感じるのであれば、「幸」の上乗せとして、「何か」を心の中で意識しながら、必要な努力をするとしよう。
あるがままに、信じる道を行こう。
「辛」を思う暇のないくらい、いつも前を向いていよう。。