起き抜けのペン習字に、1つだけ短歌。
花の色は うつりにけりな
いたづらに わが身世にふる
ながめせし間に <小野小町>
眺めていちゃだめっス!
うつりにけらせちゃだめっス!
意識だけはいつまでも、常に高く持ちましょうっス!
なぜか日ハム・中田選手口調になってしまいます。
常に参加意識を持っていなければ、朽ち果てていくだけ。
わたしは、大好きな漫画「関節王」(三倉佳境著)の名文句を思い出します。
「柔術の道は一生が修行。死ぬ前が一番強い。」
男子も女子もおんなじです。
…女子で言えば、そう、かつてある会合で、70歳半ば〜80歳半ばの芸者さんたちの立ち居振る舞いや踊りを見る機会がありました。
彼女達は、驚くほどに美しかったです。
驚くほどに、ではなく、本当に美しかったです。
直接的な視覚に映る姿形ではなく、その動きや存在が美しかったです。
わたしも、年齢はいってきましたし、ふつうなら出世の先が見えるような年代です。
でも、まだまだわたしは先を見ていたい。
見えない向こう側を。
じたばたではなく、実際に頭の中身も年齢マイナス15歳位ですから、体力も意識も相応にとだけ思っています。
だって、それが楽しいから。
「花の色」は永らえます。
本人の意識次第、と思います。