ラジオ講座サマースクールのことを思い出しました。
オリンピック記念青少年センターが会場でした。
10人近くが、狭い、病室のような部屋に寝泊まりしました。二段ベッドだったか、平ベッドだったかは忘れましたが、藁のような中身にカチカチに糊付けられたシーツ。
見ず知らずの18歳前後の受験生が全国から、夏休みの1週間くらいを勉強漬けで過ごすのです。しかも、安価に。
自然と仲間ができました。
Z会で、確か「島村一座」と称して、上位の常連だった春日部高校の人。さすが、室内でも際立って優秀だった。タオルをハチマキにして、椅子に胡座をかいて自習してしまいました。
兵庫のお医者さんの息子さんでプレッシャーが高くて、私立大学1年生でありながら再受験をめざされていた人。現役ばかりの部屋だったので、兄貴分としてみなに慕われていました。彼を通じて知る大学生活の楽しい部分にわくわくどきどきしました。
仙台から来た、色白でシャイで無口な人もいました。彼は別室に同級生がいて、あまりなじまなかった。
それから、京都から来た、サマースクールで一番個性的で、みんなから好かれた人。東大に入る、と宣言したのは、春日部高校の人より早かった。
楽しい思い出です。
※東大入学宣言をした2人、春日部高校の人は現役で東大に、京都の人は浪人後に、見事東大に入学されました。わたしも宣言しておいたら人生変わっていたかな、とか思います。(でも、今が一番、いつでも幸せ、全てにありがとう!)