ブライアン・トレーシーの本を読みました。
うまく行っている人は効果的に考える、とありました。
実利的です。
何かをしたい、欲しい、幸福になりたいならば、そこに焦点を当てなければならないのは当然です。
だから、効果的に、ということはとても重要なのです。
そして、効果的に、ということは、「コツを知る」ということなのですね。
では、「(効果的に)考えるコツ」は何でしょうか。
「引き寄せの法則~アブラハムとの対話」にありましたし、苫米地英人先生がおっしゃっていました。
「わくわくどきどきできるほどに具体的に」ということです。
あまりに詳細で具体的過ぎても、わくわくどきどき感はなくなってしまうから。
適度に具体的で、適度に抽象的であるのがよさそうです。
たとえば、「引き寄せの法則~アブラハムとの対話」では、あまりに詳細で具体的過ぎると、嘘くさく、しらけてしまう可能性もあるといいます。
また、あまりにはっきり道筋がわかってしまうとどきどき感は失われます。
苫米地先生がCDで言われていましたが、フェラーリが欲しいなんて夢は夢ではない、まじめに働いて収入があれば少なくともリースは組めるから、と。
あまり具体的ではいけない、抽象度をもたせた目標が夢になる。
そういえば、政木一三先生は、「およそ実現不可能と思えるくらい大きな夢を心に抱き、一旦それを忘れ、執着を捨てて、目の前のことに集中すること」が大事だと言われていました。
でっかい、実現不可能とも思えるくらいのことでないと、わくわくどきどきできませんからね。
そして、実現不可能と思えるくらいのことだから、あまりに詳細に考えるとしらけてしまいます。
そう、フェラーリは、かなり無理すれば、いつか破綻するかわかりませんが、もちろん値上がりで残価が高くなり損しないかもしれませんが、比較的リアルで簡単に実現できてしまう、しらけパターン・その2になりかねないわけですね。
パチンコで、草野球で大勝する、というのも、比較的リアルで簡単。実現したらおしまい。
政木先生のおっしゃることが、しっくりきます。苫米地先生、「引き寄せの法則~アブラハムとの対話」で理屈がわかった気がします。