今朝、突然に「靖国で会いましょう。」という声が聞こえたような気がしました。
1年以上前に読んだ本や、マンガ(ゴーマニズム宣言)の中にあった、特攻隊員の言葉ではなかったか。
今日、本屋に立ち寄ったのですが、そこでマンガ「攘夷論」(小林よしのり著)がありました。
でも、これではない。
ちょっと手が伸びません。
少し移動したら、
「いつまでも、いつまでもお元気で—特攻隊員たちが遺した最後の言葉 」(知覧特攻平和会館 編集)¥1,050が目に留まりました。
「元気が出る本かな?」と思い、よく見ると、副題に「特攻隊員が遺した言葉」とありました。
すぐに手に取って読みました。
背筋がぞくぞくし、体中の皮膚のすべてが泡立つように感じました。
目頭が熱くなり、涙があふれてきました。
本屋さんの店頭だったので、こらえましたが。
わたしは、きちんと生きているだろうか。
彼らが託してくれた命のバトン、魂のバトンを確かに受け継いでいるだろうか。
いろいろ反省することばかりが心に浮かびつ、消えつしていました。
多くの方に読んでいただきたい本です。
いろんな考え方があろうかと思います。
でも、どんな評価以上に、ひとつの事実は重いと思います。
彼らが、家族のため、未来のわたしたちのためにと思い、自身の命を投げ打ったこと。
命を懸けて守ろうとしてくださったこと。
そして、実際に命を落とされたこと。
どんな論評評価をされようと、それは自由ですが、将来のある若者が、妻と幼子のある若い父たちが、家族と未来のわたしたちのために命を落とされたという、この事実だけは厳然と残っています。