横浜ベイスターズ・村田選手が放った36号ホームラン。
引退試合として臨んだ、佐々岡投手から、本塁打王争いで単独1位となるホームラン。
報道によれば、
涙のホームランだったそうです。
ドラゴンズファンからすれば、憎らしいときもありましたが、佐々岡投手、本当にお疲れさまでした。
これまでの球歴を改めて拝見すると、いかに佐々岡投手がすごい方、努力の方かわかります。
村田選手も、よくぞ打ったり。
佐々岡投手も、変な気遣いをされるよりも、すっぱりけじめがつけられたのではないかと思います。
本当に、プロの世界で、ぎりぎりのところで生き抜いておられるお二人の姿に、お二人の涙に、こちらももらい泣きしてしまいます。
村田選手にはまだまだこれからがんばっていただいて、ファンのため、ますます記録とともに、ファンの記憶に深く残る選手になっていただきたいと思います。
佐々岡投手は、きっとこれからもいろんなところで、ご活躍されることと思います。
野球少年だったわたしには、プロ野球選手は「神」です。
本当にスゴイ人しかプロになれないし、プロで活躍できる人は究極の職人であり、アスリートです。
わたしが実際に個人的に知る、元プロ野球選手はわずかなのですが、その方たちは、野球をやり尽くして、別の事業に関わっておられます。「神」であったことを鼻にかけたりされません。人間として魅力的で、尊敬できます。
中途半端でないから、そうなのでしょうね。
期間の長短に関わらず、分野を問わず、徹底的にやって一時代を築いた人は、別の分野に出られてもスゴイものですね。
佐々岡投手も、村田選手も、そういう人になるような気がしました。