野球はメンタルなスポーツとも言われます。
精神面がかなり影響します。
早く、続くのではないか、と思います。
人生の型のようなもの。
格闘技とかサッカーでもそうなのかも知れませんが、試合中は一発勝負的なのではないか。
がーっと行って、精神が負けたら即終わりのような感じですが、いかがでしょうか。
野球は、精神面でやられてしまうと、守備側はずるずると点が取られ、攻撃側はばたばたと凡退していきます。
大差があってもひっくり返されたり、逆転できたりするのは、精神面での積極さ、消極さが影響していると思います。
昨日、我がチームがなんとかサヨナラ勝ちができたのは、わたしは精神面での勝利以外にないのではないかと思います。
高齢者であっても、元々はAクラスにいた60代の人が多いです。
現役ばりばりのAクラス相手でなければ、そこそこちゃんとやれます。
もし、昨日、球場で待っている間に、Cクラス同士のぼろぼろの試合(互いに10点近く取り合うような試合)を観ていたら、相手がCクラスの下のレベルでもなければ勝てなかったと思います。
昨日、グランド外で、Aクラスの好投手、好守備、豪打を目の当たりにし、経験者には昔のスピリットが蘇ったのではないか(「足が止まるか、心臓が止まるか」の60代選手はスゴイ当りのヒットを打って、若者のように走塁されました)。
また、大差のコールド負けなんていう恥ずかしい試合は絶対イヤだという意識になっていたのではないか。(我が方は、皆、冗談言わず、やじも飛ばさず〜普段はヒドイやじ〜集中していました)
良い精神の緊張が切れることなく続いたので、なんとか格上を食うことができたように思います。
野球はおもしろいです。
7回(草野球は9回ではない)を通じて、精神、気力を高いレベルで維持し、エラーや予想外の事態にも動じないで、ベストのパフォーマンスを出し尽くす。
途中、くじけたとしても、持ち直せば、勝機も生まれる。
1回が、人生の10年の凝縮のようなもの。
野球は、筋書きのないドラマといいますが、筋書きがまるであるかのような感動的なドラマが生まれるのも、心の持ち方が(よほどの実力差があってはダメですが)勝敗をじんわり左右するものだからではないかと思います。