ふつうの人。
ふつうより条件の悪い人。
そんな人が傑出した結果、業績を生む姿は、まわりの人々の励ましになります。
何が彼等を彼等たらしめたのか、秘密を知りたくなります。
また、そういう彼等だからこそ、また何か良いことをしてくれるのではないか。
第二、第三の彼等を育ててくれるのではないか。
そんな期待をもたせてくれます。
一昨日の朝日新聞の夕刊に、辛口批評が個人的にはちょっと気に入っている女性エッセイストが、教育再生会議?の構成を批判をしていましたが、わたしは逆に期待をしています。ふつうの人、ふつうの人より条件が悪かったのに、結果を残して来られた人が参加する同会議に期待をしています。
和民の渡邉会長のご説は極めてごもっとも。
平等や格差是正とか、外部にそれを求める時代ではないし、日本の社会は他国のように硬直ではない。
政治に期待を大きくし、行政の仕事を増やすことは、時計の針を戻すことにつながります。
行政に過大な機能や仕事を増やすと機能不全を起こします。
機能不全は腐敗を伴います。平等や格差是正とかを担う行政が機能不全を起こし、機能不全のあとから露見してくる腐敗を嘆くのも、政治に過大な期待をした人たちに違いない。そんな図式が目に浮かびます。
夢がもてるような社会は、自分たち民間主導で。
政治は、夢を与える、夢を育ててくれる教育の基盤をなんとかしてくれるだけでいい。
日本の未来、子供たちの未来を真剣に考えてくれる政治家を応接したいですね。