スマナサーラの本では、怒りや、悪感情も、言語化して意識化するように勧められていました。
「嫌な気分を感じている。」
「怒っている。」
と、事実だけを言語化・意識化する。
中村天風師も書かれていましたが、「あくまでも事実のみ。それに感情を付け加えるからダメなんだ。」ということなのですね。
わたしは、「嫌な気分を感じている。」「怒っている。」状態がなくなるよう、良い言葉や態度で切り替えをして、否定的感情を押さえ込むようにするのがよいと思っていました。
でも、ムリはよくないのですね。
自然になくなるまで、事実を観察していく。
事実を観察していくことで、自分をコントロールできるようになっていくのですね。
感情を付け加えないで、自分の現実を観察し、許していくのがよいのかもしれません。
凡人は、徐々に手放して行くしかないのでしょうね。