ニュース:はだしのゲンで核軍縮を訴える
日本の漫画は芸術です。
とても力のあるメディアです。
世界に誇れる商品でもあります。
「はだしのゲン」は泣けましたね。
学生時代にアメリカ人に見せたことがあったけれど、ヒドイ奴は、They deserved it.なんて言ったので、思わずこぶしを握りしめました。おそらくすごい顔をしていたのでしょう。
Ah?とにらんできたので一触即発な感じでしたが、わたしが引きました。
もうほとんどの人がアメリカ人を恨んではいないよ。
憎んでいるのは大量殺戮兵器のことさ。
彼は、OK, I know.そう言いました。
その時は、原爆のことはアメリカ人には言ってはいけないのだな、と思いました。
でも、やっぱい「はだしのゲン」は、世界の人に読んでもらいたい漫画です。
核兵器は絶対に行使されてはならない。
行使を許してはならない。
核兵器だけではなく、すべての兵器も。
わたしの立場は微妙に揺れます。
現実問題として軍備は必要だけれども、積極的行使はいけない。
自衛のためにだけ、行使を許す。
そんなところ。
(個人の問題と国家の問題はどうしても別のように思います)
(個人のために警察や裁判所はあっても、国家のためには国際警察や終局的決定権のある国際裁判所はありませんから)
軍縮に対しては自分でもまだよくわからないです。
現に危険な国があるわけですからね。
でも、戦争はいけない。
それには同意します。
それをよりよく伝えられるメディアが、「はだしのゲン」だと思うし、世界の人々に読んでいただくのには大賛成です。