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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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象はおなかいっぱいで死んで行く。
「大きな森のおばあちゃん」(天外伺朗著、柴崎るり子絵 、 明窓出版)
象はおなかいっぱいで死んで行く。_e0026495_1335534.jpg


子供から大人向きの絵本です。
小2以上でなければ難しいかも知れません。

昨日、あまりに疲れてぼんやりしながら読み進むうちに、やめられず、一気に読んでしまいました。

元ソニーの取締役。AIBO製作者の天外伺朗さんの本ということで、買っておいたのですが、なかなか読めませんでした。
なんとなく子供向けのようで、その割に字が多い。面倒だなどと、脇に置いておいた本でした。

「象はおなかいっぱいで死んで行くのが本当の死に方なんだよ。」とおばあちゃん象は言い、そのとおりに死んで行きました。
その中身は、読まれてからのお楽しみ…。

ちょっぴり悲しいけれど、人生について、生きることについて、家族や仲間について、世界や地球について、考えさせられる本です。
(読んで行くと、表紙とか挿絵にも馴染むのですが、あまりに可愛過ぎて、中年男性にはとっつきにくい本ですが、これは男性でも読んでみる価値は十分にあります。)


人間の本当の死に方、そして生き方とはどんなものでしょうか?

わたしはいかに生き、いかに死ぬべきか。
これからの人生をいかに過ごすべきか。

深い余韻が残りました。
by bengoshi_358 | 2007-01-11 13:04 | 読書録
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