わたしは中谷彰宏さんの本をたくさん読んでいた時期があります。
心が苦しくなると、シンプルなものしか読めません。
中谷彰宏さんの、大きな活字の箴言集のような本を、あちらこちらで見つけて来ては読んでいました。
その中で、今でもはっきりと覚えている言葉が、「神様を動かすのは情熱。」という言葉です。
その言葉は、「情熱はスピード。」とつながり、さらに結語がきます。(全部書き出すのは、少し気が引けるので、やめておきますね)
スピーディーに動くことの大切さが語られています。
でも、スピーディーではなくても、情熱こそが神様を動かす力であることに変わりはないと思います。
スピーディーに動くから、元気も出るし、情熱も増してくるということはあると思います。
いずれにしろ、大事なことは、情熱をもって生きているかどうか。
中谷彰宏さんの言葉は、わたしに、「あなたは今情熱をもって取り組んでいること、ものがありますか?」と問いかけているようでした。
徐々に徐々に、顔を上げ、立ち上がり、背中を押してくれる言葉になりました。
時々、わたしは、わたし自身に問います。
「情熱をもって仕事に取り組んでいるか?」
「心から仕事に当たっているか?」
言葉の力は大きいものなのですね。
本当に、言葉は大事にしなければなりません。
自分の目にする言葉も、口から出す言葉も。
初めて出会った、中谷彰宏さんの大活字本(薄い本ですが)、最も感動したのが、
「昨日までの自分に別れを告げる」(ダイヤモンド社)でした。
次に読んだのが、「あなたに起こることはすべて正しい」(ダイヤモンド社)。