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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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「差別」について

『差別(さべつ)』は、以下のように定義されています。


・「差をつけて取り扱う」こと。分け隔て。正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。(広辞苑・第7版)


・特定の集団や「属性」に属する個人に対して、その属性を理由にして「特別な扱い」をする行為である。(Wiki)





つまり、


「差をつけて取り扱う」、


「特別な扱い」が本質です。




差別者が「差をつけて取り扱う」、「特別な扱い」をする場合の、


基準となるものが、  被差別者の「属性」  です。


この「属性」については、 日本国憲法14条で、「人種、信条、性別、社会的身分又は門地(家柄)」が挙げられていますが、これに限らず、国籍、出身地、居住地域、趣味・嗜好、容姿・風貌・髪の色や質、その他様々が考えられます。


つまり、


「属性」とは、


差別者が想定し、「差をつけて取り扱う」、「特別な扱い」をする基準となっているものならば何でもよい、 ということです。




ですから、


昨今、よく言われるところの、


「差別とは少数者に対して成立するものであって、多数者に対する不利益的な『特別な扱い』は差別ではない。」とか、


「差別は、日本に住む外国人に対して成立するものであって、多数者である日本人に対する不利益的な『特別な扱い』は差別ではない。」という見解は、


『差別』を、意図的に、  限定しようというもの  であり、  平等権の理念を後退させる  ものではないか、


と考えます。



また、この考え方では、


『少数者』と『多数者』の区別は、


・日本全国ないし都道府県市町村レベルか、


・町内会や職場や任意団体レベルか、


対象範囲ごとに人数比較をすべきことになりますし、どのくらいの人数差があればよいのかも不明であり、あいまいであり、実際的ではないと思います。




私は、こう考えますが、みなさんはどうお考えですか?





by bengoshi_358 | 2020-09-19 11:46 | 日々雑感
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