人気ブログランキング | 話題のタグを見る
行列の嫌いな弁護士事務所 加藤弁護士事務所
HOME
事務所案内 取扱い業務 TOPICS 料金 ご相談窓口 FAQ


愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
カテゴリ
全体
こちらもよろしく
事務所について
日々雑感
読書録
会社法
民事再生法
破産法
相続
離婚
交通事故
借金整理の方法
講演録
その他法律関連
信頼できる他の専門家のHP紹介
趣味
弁護士という仕事について
労働法
備忘録
宅建士試験合格講座(入門編)
未分類
ブログパーツ
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
議論、交渉、説得の理想形

議論、交渉、説得は、何のために行うのでしょうか。


なぜ、力づくで無理やり言うことを聞かせないのでしょうか。

基本的に、人は個人として尊重され、自由が保障されているからですね。


その自由、権利、利益は、法律で保障されています。

つまり、いざとなったら裁判所で守ってもらえる、ということです。


なら、法律に反しないすれすれのところで、脅し、騙し、泣き落としをすればよいかというと、昨日書いたとおり、いつかリベンジされる恐れが生まれます。

自分でなくても、他の身内、仲間、会社にとって、リスク要因を抱えることになります。


私達は、社会に生きています。

社会は広いようで、狭くもあります。

情報社会ですから、悪い情報はすぐさま全世界に共有されます。

脅し、騙し、泣き落としの手口までバレてしまいます。


社会にあって、相互依存して生きているのが人です。


潰し合いでなく、お互いの関係を補い、共存し、共栄、共生する。

そのために生み出された工夫が、議論、交渉、説得の技法ではないかと思います。


その意味で、脅し、騙し、泣き落とし的な議論、交渉、説得術は、同じ相手からは、また、手口がバレている社会内では、二度目の成功がないというだけでなく、原理的にもあってはならないものだと言えそうです。


by bengoshi_358 | 2020-04-10 12:41 | その他法律関連
<< 今日の名古屋能楽堂前の小径 小細工は一回的 >>
Copyright(C)2005 Kato Law Office. All Rights Reserved.