人気ブログランキング | 話題のタグを見る
行列の嫌いな弁護士事務所 加藤弁護士事務所
HOME
事務所案内 取扱い業務 TOPICS 料金 ご相談窓口 FAQ


愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
カテゴリ
全体
こちらもよろしく
事務所について
日々雑感
読書録
会社法
民事再生法
破産法
相続
離婚
交通事故
借金整理の方法
講演録
その他法律関連
信頼できる他の専門家のHP紹介
趣味
弁護士という仕事について
労働法
備忘録
宅建士試験合格講座(入門編)
未分類
ブログパーツ
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
早めの相談 その2。
弁護士には、納期のある仕事と突然相談即納期の仕事があります。

納期のある仕事はある程度コントロールすることができます。
納期が間近も仕事が突然入ることがあるのですね。これも弁護士の扱う「事件」という仕事の性格上避けられないことです。


ただ、ご依頼者のためにも申し上げたいことは、何かの期限だとか、問題がやってくることがわかっているような場合には、早めに専門家にご相談される方がよいです。

土壇場になって、慌ててとにかく、えいやっとやってしまう。誰かの紹介で、あるいはちょっと名前だけ知っている専門家に任せてしまうことはよくあるようです。
たいていの問題はそれでうまく解決はできます。


しかし、ご依頼者本人の視点に立ってみると、問題の意味が十分に理解できないまま、専門家との信頼関係が築けないまま、手続や制度を利用しながらも手続や制度の主体ではなく、疑いや不安があるままに、客体として一時期そこに存在しただけですべてが終わってしまう。
そんなことも少なくないのではないでしょうか。
なんとなく、解決に不満が残ってしまう、ということになりかねない気がしてなりません。


何かの期限だとか、問題がやってくることがわかっているような場合には、一般論としてでも身内の相談の形ででも結構ですから、無料相談会や30分当りいくらといった有料相談をいくつかされてみて、問題の概要やおおまかな対策ないし戦略を把握し、さらに信頼関係が築けそうな専門家を捜しておくことがよいと思います。

受任する側からしても、十分にお話をお聴きする間もなく、とにかく即事件処理に着手して進めていかねばならないときには、「大丈夫かな、信頼関係を形成維持できるかな。ご理解いただけているかな。」という不安を抱えながら処理して行きます。


期限や問題に追い込まれて、やむにやまれず、お互いがいささかでも不安を抱えて仕事を進めて行くよりも、信頼できる間柄で期限や問題を追い込んで行く方がよいに決まっていますからね。
by bengoshi_358 | 2006-02-25 08:23 | 日々雑感
<< 心の持ち方。 武器よさらば。 >>
Copyright(C)2005 Kato Law Office. All Rights Reserved.