車中、文庫と新書を読みました。
1.「やると思えば必ずできる」(桑名一央著 三笠書房知的生き方文庫)
2.「自信が生まれる心理学」(国司義彦著 同上)
これは昨日読みました。
3.「健全な肉体に狂気は宿る」(内田樹、春日武彦著 角川Oneテーマ21)
これは本日読みました。
1.の著者は中村天風先生のお弟子ではなかったかと思います。
モーティベーションの高め方、維持の方法をおさらいするような良書でした。
2.と3.は、メンタルヘルス。趣味と仕事での両面に役立つものでした。
3.は特に面白かったです。
「真に科学的な知性は、『あらゆる現象を勘定に入れる』ことのできるしなやかさと度量の深さを必ずともなっている」
「科学者の問いかけは、『なぜあなたは問うのか』という終わりなき反問の形を通じてしか祝福されない」
冒頭に、神戸女学院大学の内田先生のお言葉があるのですが、ワイドレンジで構えて、飽くなき追求を続けることの大切さを教えてくれるものでした。
そして、トラウマや引きこもりの原因に関する、精神科医の春日先生との対談は、非常に興味深いです。
ご両人の書かれたものをまた読みたくなりました。
特に内田先生は、中村天風の孫弟子でもあるし、養老孟司先生のシンパのようでもある。そのせいでしょうか。とても理解しやすかったです。
この本はおススメできます。