「金銭の保全と利殖法」(ハーバート・N・カッソン著 実業之日本社)¥1,700
先ほど寝る前にと一気に読んだ本ですが、春山さんと同様、「老人は自分のためにお金を使おう、若いものはこれから稼ぐのだから若いものに残してやる必要はない」と書かれていて、偶然の一致に驚きました。
この本は、もともとが1923年の本。
しかし、今でも充分通用する内容だと思います。
いかにお金が大事か、それを守り、増やすのが困難か。
格調高く、簡潔かつはっきりした言葉で書かれています。
これはためになる本です。
「物に投資せよ、話には投資するな」
「よく知っているもの以外買ってはならない」
…当たり前のことだけど、忘れてはならない珠玉の言葉の数々が紹介されています。
投資のプロに言わせると時代遅れかもしれませんが、素人の私には大変ためになりました。