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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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精神のサイズを上げる 〜「魂の演技レッスンCLASS13・アクションにサイズを」(ステラ・アドラー)
「魂の演技レッスンCLASS13・アクションにサイズを」(ステラ・アドラー)

「想像力を使い、クリエイティブになる。共感する。そして、人生の意味を深いレベルに引き上げる」

ステラは、受講生に対して、人間としての精神のサイズを上げるよう指導していた。

人間としての精神のサイズを上げるには、ぐだぐだ、だらだらと惰性で生存しているのではなく、主体的に、意識的に他者や自然から何かを感じ取って行動に反映させて、共生するような生活をしていかなければならない。

「あなた方の中には真剣に身を入れて物事をしない人がいる」とステラは受講生に言う。

とても厳しい教師だ。
厳しい教師を敢えて演じているようだ。

この章では、1936年パラマウント映画「Love on Toast」での恋人と電話で話す場面のスチル写真が紹介されているが、その可愛らしく、吸い込まれてしまいそうな楽しそうな笑顔の瞳を見ると、同じ女性が話しているとはとても思えない。

ステラは、いくつかのアクションと、そのアクションの違いを細かく説明する。

そして、「自分の性格からかけ離れたアクションを十個考えて演じてみる」という課題、「祈る。悲嘆する。口論する。これらを3つの異なる世紀別に演じ分ける」という課題を与える。

「イマジネーションで作り出したものに刺激を受ければアクションができる。想像したのにアクションがそれと合っていないなら、演技のプロとは言えない」と挑発する。

ステラは、饒舌に、受講生のやる気と才能を引き出そうとしている。
これは、人前で話す役割がある人には参考になる。

そして、演技するということ、役割を演じるということ。これは、何かを変えたい、変わりたいという全ての人に役立つ訓練になると思うし、気づきを与えてくれると思う。

演劇のクラス、各地のカルチャーセンターでもあるから、覗いてみたら面白いかも知れない。

話すこと、演じること。
これは、現代社会では、全ての人が大なり小なり、日常的にやっていること。

演劇のスキルやマインドは、きっと日常に役立つはず。少なくとも、学べば楽しくなる。

私には、ステラのこの本を読むのが楽しくて仕方ない。
by bengoshi_358 | 2012-05-23 14:11 | 読書録
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