「C.トーチェ氏の心の法則」(新教出版社・サンマーク文庫)は、何十年も前に書かれた本。
通読はしたが、今のところ、前編Part1までしかノートにしていない。
先ほど、休憩中にカラーリングしながらさノートを再読した。
殺し文句の多い本だ。
・心は目に見えないコントロールセンターであり、頭はエージェント。
・心は、目に見えない、非人格的な万能のマスターコンピューター。
・心は、事実によらず、「信念」によって結果を生み出していく。
・私たちは、過去の経験に生かされているけれども、過去は常に現在によって改良されながら私たちの未来を作り出している。
・想念が積み重なって信念となり、潜在意識を満たしたあとで私たちの人生を支配する。
・言葉は肥沃な土地に落ちた種子。そこに蒔かれたものを遅かれ早かれ、年月とは無関係に、3次元の色彩豊な結果として刈り取らなければならない。
・外部に現れ、表現される以前にまず内部に存在。
・心は見ることを信じ、その後に信じたことを見る(見たり、聴いたり、想像したものを信じ、その後、自分の身に信じたとおりの結果を招く)。
私は、中村天風師の本が好きだ。
そのお弟子たち(清水榮一、藤平光一等)の本も好きだ。
心、意識・無意識と頭と身体の稼働効率の関係などに関心がある。
この本は、理屈だけでなく、技術についてもいくらか触れられている。
(理屈が大事で、「こういう技術でなければダメ」というのはカルト宗教と変わらなくなると思う)
・意識を変えないと嫌いなパターンから逃れられない。
ということは、こういうことだ。
・知的で組織的な努力によって、健康や、若さや、成功、幸福をエンジョイすることができる。
「見るもの」を、努めて、心明るく、元気が出て、周囲を明るく、社会の発展進歩に適うようなものにすることだ。
たまには、自分の第2の原点でもある、中村天風的な心身の統一法、潜在意識等について読んでみることは、日日の業務に追われる私の大きな助けになる。