私の尊敬する弁護士の1人が愛知県弁護士会のU先生。
U先生は、十代前半から家族と離れ、自活せざるを得なかった。丁稚として住み込みで働き、十代終わり頃に、法律事務所でも働いた。
そこから勉強して、司法試験に合格された。様々な公職にも就任されたが、交通遺児の支援にも力を入れられていた。
そこでの講演録を拝読して感動した(出版しませんか、と申し上げたが、固辞された)。
U先生の若い時代は、真っ暗だった。暗闇の中をもがいていた。
誰かに聴いたのか、先生のお心には、「あと少しがんばってみよう、あとすこしだけ」というものがあったようだ。そうやって、弁護士になられてからもやって来られた。
U先生は、最後に記されていた。
「一寸先は光。一寸先には光があるのです。どうか、諦めないでがんばってください。」
継続の尊さ、諦めないことの尊さ。
U先生から、色んなことを教えられた。
もともとは、裁判所での時間待ちでご一緒になってお聞きしたお話。
その後に頂いた講演録。
また機会があったらU先生のお話を伺いたい。
そんなことを思い出した、甲本ヒロトさんの名言botさんのツィートでした。
QT@kotoba_kakugen お先真っ暗というのはすげー前向きな言葉だよ。真っ暗なんだよ。どこがいけないんだよ。そん中にすっげー誰も見たことがない、どんなに勉強したってわかりっこない、素晴らしいものが隠れてるかもしんない。 真っ暗ってことはいいねえ。みんな平等で。甲本ヒロト(ミュージシャン)