わたしも、万年筆の手書きの味わいにはまって、何本か万年筆を買いました。
以前は、149があれば十分と思っていました。
でも、その日の気分や書類の使途目的や相手に応じて、万年筆やインクの色を変えられればと思うようになりました。
それで、小遣いの範囲内で手の届くいくつかの万年筆を買いました。
中国製万年筆にも一時はまりました。
その後も、万年筆の本やネット情報を見ては未だ所有していないブランド、種類の素材の万年篳に見とれていました。
そうこうして、そろそろ病気も治ってきました。
最終的に、実用的ほどよく美しいラミーサファリデモンストレーター、安価に出ていたヴィスコンティのとある万年筆で「もう他には要らない」と思うようになりました。
今でも、たまに万年筆情報はチェックしますが、「絶対に欲しい」とまでは思いません。
本当に欲しい物、好きな物に出会うまでにも、いろいろ使ってみる、試してみるという手順を経なければなりませんが、激しく高価なヴィンテージやレアものにはまらることなく病気が治癒してよかったと思っています。
友人知人の中には、時計や車にかなりの投資をされている方もいるようですから、まだまだかわいいものかなと自己弁護をするばかりです。