人気ブログランキング | 話題のタグを見る
行列の嫌いな弁護士事務所 加藤弁護士事務所
HOME
事務所案内 取扱い業務 TOPICS 料金 ご相談窓口 FAQ


愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
検索
カテゴリ
全体
こちらもよろしく
事務所について
日々雑感
読書録
会社法
民事再生法
破産法
相続
離婚
交通事故
借金整理の方法
講演録
その他法律関連
信頼できる他の専門家のHP紹介
趣味
弁護士という仕事について
労働法
備忘録
宅建士試験合格講座(入門編)
未分類
ブログパーツ
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
損害賠償請求事件について<その3>

「法律行為に効果を認めるのは、行為者の意欲に従って効果を生じさせること(私的自治達成)が妥当だと考えるからである。当事者の意思が法律効果の根拠だといってもよい。」(我妻栄「民法講義1」)

しびれる言葉。

「市民社会において人が義務を負うのは、自らの意思でそれを望んだときだけだ、ということになる(私的自治の原則)。」(内田貴「民法1」)

自由主義社会では、これが原則。

「私的自治の原則からは、個人の意思が積極的に活動する場合における『法律行為自由の原則』…と、個人の意思が消極的ないし違法的に活動する場合に関する『過失責任の原則』とが導かれる。」(四宮和夫「民法総則」)

法学部卒業生にとっては、何でもない「私的自治」が今私の心で木霊してる。

直接関連しないかに思える私的自治がキモ。



# by bengoshi_358 | 2022-04-28 21:38 | その他法律関連
損害賠償請求事件について<その2>

損害賠償請求が認められるには、①不法行為・債務不履行、②損害、③相当因果関係、が必要だといわれている。

訴状では、なんとなくそれぞれが記載され、もっともらしく体裁が保たれていることが多い。

しかし、その後の準備書面になると、自分が、一体どの要件について論じているのか、焦点が合っていない書面に出会うことがある。

原告側は、被害者だ。

被害者は正義の側。

だから、その代理人は、正義の味方。

そんな思いからか、はたまた、「裁判所はわかってくれるはず。」という甘い観測からか。

正義の味方力、情熱だけでは、冷静で公平な第三者である裁判官を説得などできない。

「これはひどい。」「気の毒だ。」と、理はわれに、正義はわれにあり、という案件ほど、冷静に、法律要件ごとに丁寧に論じていかないと、依頼者に申し訳ない。

要件事実といって、法律要件に当てはまる事実を、主張する。

関連する証拠を提出する。

裁判所に、法律要件に当てはまる事実を認定頂く。

これが弁護士の仕事。


# by bengoshi_358 | 2022-04-28 21:08 | その他法律関連
損害賠償請求事件について<その1>

損害賠償請求事件は、弁護士の仕事の中でも「華」といえるもの。

被害者に寄り添い、損害を回復する。

加害者の側に立って、適正妥当な損害賠償となるよう調整する。

どちらも正義の実現のための仕事。

損害賠償請求の根拠は、不法行為、債務不履行がある。

不法行為は、契約関係のない者の間で起こった権利侵害が対象。

債務不履行は、契約関係のある者の間で起こった約束違反による権利侵害が対象。

どちらも、対等な私人間の問題。

そして、だからこそ、「損害の公平な分担」が主題。

ここで、「損害の公平な分担」には、①行動の自由保障と、②損害の回復が要素となる。

この両者の調整が、日本国憲法の最大の目標とする、「個人の尊厳」(13条)確保に不可欠だ。



# by bengoshi_358 | 2022-04-28 20:57 | その他法律関連
「損害賠償制度の趣旨・責任の判断構造」
損害賠償制度の趣旨は、損害の公平な分担。

そのために、様々な要件を設け、それらを充足した場合にだけ、損害賠償が認められる。

事実が基礎にあり、事実と事実をつなぐ法理論により、誰が判断しても、大きく結果が異ならないよう、安定的に妥当な結論が引き出せるようにされている。

「損害賠償制度の趣旨・責任の判断構造」_e0026495_21040465.jpeg

# by bengoshi_358 | 2020-10-30 21:04 | 講演録
「業務上のストレスと精神疾患」
弁護士業務の華は裁判。
裁判は損害賠償事件。

損賠事件で責任ありとされた被告の不名誉と経済的損失は大きい。

だから、軽々に責任は認められない。

不法行為・債務不履行、因果関係、過失と、幾重の要件を経て初めて認められる。
自由、平等、意思責任主義を前提に、損害の公平な分担が図られる。
「業務上のストレスと精神疾患」_e0026495_20343216.jpeg

# by bengoshi_358 | 2020-10-30 20:35 | 講演録
Copyright(C)2005 Kato Law Office. All Rights Reserved.