行列の嫌いな弁護士事務所 加藤弁護士事務所
HOME
事務所案内 取扱い業務 TOPICS 料金 ご相談窓口 FAQ


愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
検索
カテゴリ
全体
こちらもよろしく
事務所について
日々雑感
読書録
会社法
民事再生法
破産法
相続
離婚
交通事故
借金整理の方法
講演録
その他法律関連
信頼できる他の専門家のHP紹介
趣味
弁護士という仕事について
労働法
備忘録
未分類
ブログパーツ
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2005年 09月 ( 34 )   > この月の画像一覧
10月1日の大学での講義内容概略
【民法90条 ホステスの保証(昭和61年11月20日最高裁第1小法廷判決)】
<事案>
クラブ経営者X
ホステスY
客が掛け売りを希望した場合には、信用の置ける客であると判断したとき、またホステスが支払の責任を持つと言ったときだけ掛け売りを許可。
ある客Aが1年で52回来店し、300万円以上掛け売りをしたが、31万円支払っただけ。
AはYに高価なダイヤモンドや腕時計をプレゼントするなど、単なる客とホステス以上の関係にあると思われた。
Yは無断で退店、Xは執念で発見。
Xは、Yとの間で366万円の借用証(準消費貸借契約書)を作成。
Yは一部支払うも残額支払拒否。
X→Yに提訴。
<結論>
1審:経営者としての優越的地位を利用しての不合理な契約であり、公序良俗に反して無効。
2審:ホステスも独自の客という無形の財産を維持して自己の収入民源を確保する必要があって、自己の判断で保証契約を締結した。経営者はホステスの独自の客の住所、名前、職業等を知らずに売り掛け代金を請求できない場合があり、掛け売りを拒否してホステス独自の客を失わせることもできない。
最高裁:上告棄却。Yは、Aとの関係を維持継続してXから支給される報酬以外の特別の利益を求めるために任意に掛け売りを求めるとともに本件保証契約を締結したのであって、公序良俗に反しない。
......................................................................................................................

さて、最高裁は公序良俗に違反しない、という判断をくだしました。

この結果をみて、「ああ、ホステスに掛け売り顧客の債務を保証させるのは有効なんだ!」と即断してしまう人がいます。

ネット上で判決の結論をもって、すべての事案の特殊性を無視して、「こういう場合は、こうなる!」とか書かれているのを目にすることがあります。
たいてい、そういう書かれ方をするのは専門家ではありません。
法律家はそういう書き方をしません。
法律家は、判決の結論と判決理由を分析し、その判決の射程距離を検討します。

勧善懲悪、白か黒か。
それだとわかりやすいですね。

しかし、人間は単純ではありません。
事件も様々であって1つとして同じものはありません。

この判決での事案はどんなだったか。
特別な事情はなかったのか。
判決に至る過程、背景を考えねばなりません。
事案の特殊性はどこまで考慮されているのかを掘り下げねばならないのですね。


ある判決結果を知り、トラブル回避に備えることは大切です。
わかりやすい方がノウハウ的な観点から記憶するには楽でしょう。
しかし、記憶し理解するべきは、理屈、判断過程なんです。

今回のようなホステスの保証は現在の業界常識では避けられない。
そして、自分の稼ぎ以上の債務を背負わされて苦しんでいるホステスだっている。
客から多少の贈り物を受けていたからといって、客の債務全部を当然に保証させられてよいものか。
理解力のややとぼしいホステスだったらどうか。
立場の弱い外国人ホステスだったらどうか。

常にいろんな場合を想定して、「問いかけ」をしてみることです。

法律は人と人の間がうまくいくように、公平妥当な結論が導けるように定められ、かつ、解釈されねばなりません。
こういう分析や解釈まで踏む込むのが法律家です。


学生諸君は、これからどういう職に就かれるかはわかりませんが、物事を一面的にみないで、人の痛みを思いやり、公平妥当な結論、大きなことを言えば、素朴な正義感というものを心に秘めた大人になっていただきたいな、と思っています。

【動機の錯誤(昭和32年12月19日最高裁第1小法廷判決)】
<事案>
Aは、X銀行から額面20万円の手形2通を振り出し、40万円を借金。
Y1は、Y2が連帯保証したと聞かされ、40万円につき連対保証した。
X銀行は、Y2に保証債務の履行を請求。
Y2は、錯誤無効を主張。
<結論>
1審:Xの請求を棄却。
2審:Xの請求を認容。Y1が信じた事情は保証の意思を表示するに至った縁由に過ぎない。かかる縁由に錯誤があった場合には、保証人が債権者に対し、当該縁由の実在を保証契約の要件としない限りは、「要素の錯誤」があったということはできない。
最高裁:Y1の上告棄却。保証契約は、保証人と債権者との間に成立する契約であって、他に保証人がいるかどうかは通常は保証契約をなす縁由に過ぎない。かかる縁由は当然にはその保証契約の内容になるものではない。

......................................................................................................................

さて、2番目の判例です。
こちらは、よりアカデミックな問題です。

民法95条:錯誤無効は、いわゆる「動機の錯誤」も含むか、という問題です。
「動機の錯誤」とは、上記の事案のように、保証契約の申込ないし承諾のような一定の意思表示をしようとした際の内心にある行為動機の前提となる事実が不存在であった場合をいいます。

一般に、「錯誤」とは、内心的効果意思と実際になした意思表示との不一致(食い違い)をいうとされています。
たとえば、赤い鞄を買おうとしたのに、「赤い靴をください。」と言ってしまったために、お店の人から赤い靴を包まれてしまった。それで、家でフタを開けてみてびっくりした、というような場合です。
噛み砕いて言えば、要するに「言い間違い」の場合が典型例なんですね。

どうして、「錯誤」をそのように理解するべきなのでしょうか。
それは、「錯誤」の効果が無効と規定されていることです。
無効とは、全く効力がない、ということ。
効力がない、という効果から帰納的に考えると、それはそもそも意思表示が存在しないからだろう、となるわけです。
つまり、意思表示の瑕疵ではなく、意思の欠缺。意思の不存在。意思表示の瑕疵が取消可能な行為とされていることのバランス上、より重大な意思の欠缺(不存在)だから無効となっていると理解するのです。

判例実務では、この「錯誤」理論に則って、「動機の錯誤」は「錯誤」の範疇には原則として含まれない、と扱っています。

しかし、a.動機の錯誤と他の錯誤との区別は必ずしも明瞭ではなく、かつ、保護に値する動機の錯誤もあるし、b.動機の表示を要件として無効を認めると制限的に解することで取引の安全と表意者保護とを調和できる、といえます。

そこで、動機の錯誤でも、動機に属する事情を意思表示の内容となるときには、「錯誤」となり、それが法律行為の要素に関わるときは、95条にいう「要素の錯誤」となる、と解するべきことになります。

この点、反対説(舟橋)は、「錯誤」の定義自体を変更してしまいます。「錯誤」とは、真意(すなわち錯誤がなければ有していたであろう意思)と表示の不一致をいう、とします。動機の錯誤はこの定義であれば錯誤の中に取り込まれてしまうことになります。
そして、反対説は、相手方の悪意又は過失を要件とすることで取引の安全を図ればよいとしています。

しかし、伝統的錯誤理論を変更した自説の上で問題化する「取引安全と静的安全の調和」を確保するために、条文に明記されていない相手方の主観的事情を安易に要件として追加するというのは、いかがなものでしょう。錯誤の効果が無効とされていることをどう説明するのでしょうか。

ここでも、判例通説に従うべきです。


【19:詐欺における善意の第三者の登記(昭和49年9月26日最高裁第1小法廷判決)】
<事案>
Xは、農地含む6筆の土地をAに売却。Aは土地5筆について登記し、1筆の農地に農地法第5条の許可を条件とする仮登記。Aは、6筆の土地をYに転売し、Yは、5筆の土地について登記を得て、1筆の農地について仮登記の付記登記を得た。
Xは、上記売買全部をAの詐欺を理由に取り消して、Yに対して5筆の土地の所有権移転登記請求と1筆の農地仮登記付記登記の抹消を請求した。
<結論>
1審:Xの請求を棄却。X控訴。
2審:善意の第三者Yが対抗要件を備えないときは、その者に対して、取消の効果を対抗しうるとして、1筆の農地についてのみXの請求を認めた。
最高裁:破棄自判、控訴棄却。Xは、6筆全ての土地全てについて取消の効果を対抗できないとした。

......................................................................................................................

3番目の判例です。
この事案では、詐欺取消の効果を、詐欺取消前に登場した第三者に対抗するためには対抗要件(登記)が必要か、ということが問題になっています。

第三者とは、詐欺の事実を知らないで、詐欺による法律行為に基づいて取得された権利について新たに利害関係に入った者をいいます。

では、さらに対抗要件まで必要か。

ここでは、詐欺をされたもとの所有者と第三者との関係は、自由競争関係にある2重譲渡の譲受人同士の関係とは異なります。これは、動的安全の競争ルールに関わる。
もとの所有者対転得者。
これは、静的安全と動的安全の調和。
しかし、どっちにしても公正妥当な取引ルールの追究という点で同様です。

この事案で考慮されねばならないのは、もとの所有者を犠牲にしてまでも保護されねばならない第三者とはどんな第三者なんだろう、という利益衡量の視点を持つ、ということです。

対抗問題も、実は利益衡量の結果、悪意であっても先に登記を得た方を優先させる方が取引ルールとしては公正妥当だという価値判断、利益衡量があります。

やっぱり、ここでも対抗問題と同様に考えて、第三者は制限的に考えよう、というのが
公正妥当ではないか。

殺し文句としては、「もとの所有者を犠牲にしてまで保護する必要があるほど深く取引に関わった第三者のみを保護するべし」ということ。

具体的には、(対抗要件と言えないでも〜この事案は対抗問題ではないという説に配慮した表現)権利保護要件としての登記を要求するべきであると考えるのですね。



【22:民法94条2項の類推適用(昭和32年12月19日最高裁第1小法廷判決)】
<事案>
B男は、同女と情交関係にあるのをよいことに、X女所有の不動産につき自己に移転登記。X女は気づき抗議するも、その後、B男と正式に結婚するなどしたため、B名義の登記を放置。そして、年月が経って、B男は、X女と離婚を希望し、ソショウッ費用捻出のため、自己名義となっているのを良いことに、X女の土地をYに売却。Yは登記得た。
X女は、Yに対し、移転登記請求訴訟提起。
<結論>
1審:X勝訴。
2審:X勝訴。虚偽表示と見る余地はない。
最高裁:不実の所有権移転登記の経由が所有者の不知の間に他人の専断によってされた場合でも、所有者が不実の登記がなされていることを知り、これを存続させることを明示又は黙示に承認していたときは、94条第2項を類推適用し、善意の第三者に対して、登記名義人が所有権を有していないことを対抗できない。
......................................................................................................................

最後の判例です。
これも、真の権利者と第三者のいずれを保護するべきか、どんな要件で保護するべきかという問題。
非常に重要な論点ですね。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-30 11:44
今出来ることを
わたしにはいつも励まされるネット上での知人のブログがいくつかあります。

そのうちのひとつのブログに、こんなことが書かれていました。
何でも、お子さんからこんなようなことを言われたとか。

「あれが出来ない、これが出来ないって、自分を責めないで。何か一つでも出来たら、これが出来て良かったって、思うようにしないとね。」

素晴らしいお子さんですね。

その方は、「明日に、明日にと先送りしないで、今出来ることをがんばろう。でもできなくてもがっかりしない。」とおっしゃっていました。

わたしも改めて教えられました。
本当におっしゃるとおりだな、と思いました。

今出来ることをする。
出来なくても、がっかりしない。
1つでも出来たら感謝。
出来なかったことは「今」ではない。
出来なかったのは既に「過去」。
今これらからをまた考えればいいんですね。

よし、今日もがんばるぞ!
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-29 04:39 | 日々雑感
不老の方程式!
「不老の方程式」和田秀樹著 文芸春秋社

和田先生の本は以前から読んでいます。
非常にためになります。
同い年だからか(だいぶ差があるなぁ)、著書で取り上げられるテーマはわたしの関心にマッチしてますね。

高齢者の健康の問題。
親、そして自分の遠くない将来の問題。

この本はまだ読み始めたところですが、非常に面白いです。
大学病院の老人科は製薬会社との関係が強くなりがちで投薬は増え続けているとか(そこの教授の車がベンツSクラスとジャガーで神経内科の教授の車が20年落ちの中型国産車だったとか)。
高齢者では薬が効きやすいので安定剤等を1日3回飲むと記憶力減退などが起こることもあるとか。
高齢者では血糖値やコレステロール、血圧はある程度高くていいとか。
早期ガンと呼ばれるものの多くは心配ないとか。
成人病の疑いがあると言われても無症状なら数値を無理に下げなくていいいとか。

和田先生のこれまでのご経験談だけでなく、現在医療界のトップランナーのような方々との対談が本になっており、読みやすいのに非常にためになる内容になっています。

個人的にも、最初の40ページ読んだところで非常に救われました。
というのも、人間ドックではじめて数値がどうのと言われてちょっぴり心配してたからです。

日本の医学の常識、健康法の常識とされていたものが変わっていくような気配があります。これから読み進むのが楽しみです。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-29 04:03 | 読書録
もうダメだ、どうせ…。
もうダメだ、どうせ…。
あのとき別の選択をしていれば…。


そう言いたくなることありませんか。
しかし、過去はかえらず。未来は知らず。

わたしたちにあるのは今だけ。
今も刻々と過ぎていく。

過去をくよくよ悩むのは止そう。
そのときはそれが良いと思ったのだから。
そのときはそうしたかったのだから。
そのときはそれしか出来なかったのだから。

「全ては必要、必然、そしてベストのタイミングで起こっている。」


失敗も学び。
成長、進歩、発展のための学び。

どこかに道はあるはずです。
これから先がよくなるように、今を大事に、今これから前より賢くなってこんどは別の選択をしていきましょう。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-28 20:04 | 日々雑感
火曜サスペンス 〜小学生時代の同級生からのメール。
久しぶりに小学生時代の同級生からメールが来ました。

>だんだんと秋めいて来ましたね。さて、9/27(火)放送の最後の火曜サスペンスに強盗殺人犯役で出てますので、良かったら見てください。
>あと昨年撮影しました、スティーブン・セガール主演のハリウッド映画「イントゥ・ザ・サン」(ヤクザの幹部役)が11/26(土)より有楽町スバル座他、全国東宝系にて公開されます。こちらの方も是非!ご覧になって頂けたらと思います!!!
> 季節の変わりめ、風邪などひきませんよう、御慈愛下さい。 大村波彦

残念。風邪はすでに引き、今日は仕事です。
火曜サスペンス、観れません。
お時間がありましたら、ご覧になってやってください。

彼はかつてあのNHK銀河テレビ小説に出て、元キャンディーズの田中好子さんの恋人役だったんですよ。
その前は、「あさひが丘の大統領」、「夕陽ケ丘の総理大臣」かどっちかに出てて、あのたのきんトリオとの絡みもありました。あ、そうです。藤谷美和子さんと仲良しの役だったでしたっけ。

さて、仕事、がんばります。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-27 19:34
人生の答え。
「人生の答え」マイケル・J・ローズ著 徳間書店

これはこの数年で読んだ数少ない小説の中でおもしろかった本です。


<いわゆる事故というものに巻き込まれた場合(注〜「事故」でなくともどんな災難でもけっこうです)、他人を批難したりせず、そうなるに至った自分の考えや出来事をよく検討すれば、必ず自分自身の中にその原因が見つかるものだ。そうすれば、ともすれば堕落に導くような自滅的な考え方や行動の型を修正することができる。>

<あなたの内面の許可を得なければ、誰もあなたに対して何もすることはできないのだよ。>

<今後は決して、自分を蔑んではならない。あなたの生命の光を高く掲げ、さらに高く明るくするよう心がけ、決して弱めたり暗くしたりしてはならない。あなたは光の番人だ。その使い方を学びなさい。>


いくつか心に留まる言葉がありました。
わたしは、どんどん線を引いて行きます。
そして、それを時にメモります。

この本は素晴らしい言葉がたくさんありました。


積極思考のビジネス書や前向きなことが書いてある本が読めないくらい、どうしようもなく辛いとき、こういった小説を読むとやがて元気復活です。
小説はじんわり効いてきますね。



この手の作家は、マイケル・J・ローズのほかに、パウロ・コェーリョがいいです。お勧めです!

「アルケミスト」(角川文庫)は、何冊も買ってクライアントに差し上げてきました。
「第5の山」も素晴らしかった。

<人が真剣に何かを望むとき、全宇宙が味方してそれが実現するのを手助けするのだ。>(アルケミストより)


わたしは、この言葉が大好きです。
事務所ファックス用便せんにも入れてしまった位です。

人が真剣に何かを望むとき、全宇宙が味方してそれが実現するのを手助けするのだ。

あなたが真剣に何かを望んだのはいつが最後ですか。
心から願い、行動しましたか。
今はどうですか?

わたしも今日小さな行動の一歩を着実に進めようと思います。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-27 18:55 | 読書録
この世で起こることは、必ずこの世で解決できる。〜どんなときでも本を読む!
今日は外回りの日でした。

裁判所での書記官や裁判官とのやりとりも、ちょっぴりがらがら声。
プールで鼻と耳に水が入ったような感覚はありますが、気持ちだけは元気です!

夕方、事務所に帰る道中、仕事で必要な医学書を買いました。
日本の病院で使用されている医薬品の全てが載っている事典です。

この他、医学生及び新人医師のアンチョコのような救急外来マニュアル、治療マニュアル、看護士用看護マニュアルとかは既に持っています。

医薬品事典は家庭用のものがあるのですが、それではやっぱり足りません。
分厚い専門家用のがあったほうがいい。


しかし、本屋さんに行くと、必ず他の本にも目が行ってしまいます。

今日は、本多静六先生の本、吉本隆明先生の本、医師にしてベストセラー作家の和田秀樹先生の本、カリスマ経営セミナー講師のジム・ローンのCDブック、「世界で最も偉大な経営者」という有名な経営者の評伝集などを購入してしまいました。

人はともすればネガティブな方向に行きがちです。
常に心を奮い立たせ、自分のなすべきことに当って行かねばなりません。

人は生きている限り悩みからは解放されません。常に選択を求められます。
しかし、その悩みも、選択も、自分の成長や気づきにとって不可欠なものだと知ること。そう思い切ってしまう。
積極思考ですね。

そうすれば、どうやってその悩みに対処しようか、ということになりますね。


この世で起こることは、必ずこの世で解決できる。
誰かが言っていました。

わたしたちは、問題にぶち当って悩むとき、1人ぽっちのような心細い気持ちになります。
しかし、たいていの問題は、既に先人たちが経験したものです。
科学や文明は進歩しているけれど、人の悩みは先人の悩みと同じか、そのバリエーション。

歴史に、先人に学ぶ。
(一番いいのは本人に会うこと!)(しかし、ふつうは会えないですね)(相手は既にアチラの世界だったり、有名人だったり)(でも本ならいつでも誰にでもOK)
歴史に、先人に学ぶために本を読む。
本は先人の知恵の宝庫です。

悩みがあるのなら、考え事をしているのなら、本屋や図書館に行く。
自分の悩みについてどうしたらよいのだろうか、という「問いかけ」をしながら本を探す。
そして、気になる本が出て来たら、それを読んでみる。

そうすると、案外ヒントが見つかるものです。

特にわたしよりも若い人は、たくさんの本をどんどん読むのがよいです。
ただ、これはという本は、100回読むつもりで繰り返し読むとよいらしいですよ。(斉藤一人さん、ジム・ローン、ジェイムス・スキナー、ネットの有名人・わらし仙人もそう言っています)

そうすることで、その先人の知恵が腑に落ちるというわけです。
先人のアタマ、ハートの一部コピーが一丁出来上がり!
それが蓄積していくと、オリジナルが生まれるそうです。

わたしは昔は野球少年でインドアライフは嫌い。読書嫌いでした。
今は読書大好き!
本を1日読まないとキモチ悪いです。


今日も、ホントはしんどかったけれど、良い本を仕入れられてハイになりました。
早く読みたいけれど、、、、仕事が先です。残念!
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-27 18:09 | 日々雑感
昨晩は会合欠席
昨晩は大事な会合があったのですが、欠席。

風邪がぶり返したようで、早々に帰宅しました。
薬を飲んで10時に就寝。

早寝はいいですね。
だいぶ楽になりました。

今朝は、渡部昇一先生の「報われる努力、無駄になる努力」を少しだけ読みました。
わたしは、渡部先生の本はたくさん持っていますが、どれも大好きです。
渡部先生の博学さと向上心に、いつも知的刺激、チャレンジを受けます。


今日も(は)元気で行きましょう!
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-27 07:46 | 日々雑感
大学の講義
講師仲間の友人と講義日の交換をしたので、今週末に特別講義です。

思ったより早いのですが、今回は判例解説。
大学院生の方がコピーを準備してくださったのでラクチン。

事案の1は、高級クラブのホステスさんが店側にお客の代金支払の保証をした。店側は保証債務の履行請求をした。さて、認められるか。
こんな感じです。

こういうのって、個別具体的な事情によって左右されますからね。一律には言えない部分ってあるんです。

この判例の事案では、ホステスさんは、公序良俗に反して無効だと言って逃げ切ろうとしました。地裁ではホステスさん勝利。
しかし、高裁ではホステスさん敗訴。

そこで、最高裁は?
どう判断したと思いますか。

このあとで、また書きますね。
待てない方は、最高裁昭和61年11月20日、別冊ジュリスト175号、判例百選の12番目の判例解説をご覧下さい。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-26 17:46
破産すると、人間失格?!
週末にあるご相談者が言われました。

「破産すると、禁治産宣告を受けるんですよね。後見人がついて、何かと不自由になるのんでしょ?宅建試験で勉強したんですよ。人間失格だよね。」

わたしは、驚きました。
「と、とんでもない!それ、どこの国の法律ですか?いつの時代の?」


破産手続は、ペナルティ(罰則)を課したり、要注意人物としてマークするレッテル貼りのために存在するのではありません。
破産手続は、不幸にも、借金で生活が立ちいかなくなった人の再起を応援する制度です。

現代社会では、借金で行き詰まることは経済的な病気と同じ。
誰にもあり得ることです。
それがどこまで行くか、つまり鼻風邪程度で済むか、肺炎にまでなるか、入院しないと行けなくなるかの違いがあるだけ。
現代のようなスピード社会では、手当を誤ると、個人がコントロールしきれないくらい
のものすごい速さで悪くなって行ってしまいます。

破産しても、生活自体は殆ど変わりません。
もちろん、破産手続中は(それも長くて1年、短くて半年)一定の仕事には就職できなくなります。また、余計な財産は、処分して債権者への返済に当てるよう命じられることもあります。
しかし、家具や什器備品類はまずそのまま使えますし、会社もクビになりません。お子さんにはたいていは影響ありません。(例外もごくわずかだけどあります)(これはお尋ねください)

破産手続を終えられた方のほぼ全員が、「どうせなら、もっと早く手続をしておけばよかった!」とおっしゃいます。

今の生活に何らかの問題を感じていらっしゃる方、ご不安のある方は、専門家に相談することが大事です。
相談すれば、必ず新しい発見があります。
その上で、さらに検討し、ご自分の進まれるべき道をご自分で選択されればよいだけのこと。悩んでいるだけではそのままですから。

法律問題なら、弁護士会。
税務問題なら、税理士会、、、、。

世の中はどんどん変わっています。
ただでさえついて行くのが大変です(ただ、ついていくこと、自分が変わっていくことを「楽しい」「快い」と定義してしまうとラクですね)。
時は金なり、時は全てなり、時は人生そのものなりと言われるくらい重要です。
悩んでいることは立ち止まっている状態ではなく、バックスライド(後ろへズリ落ちて行く)状態に等しいです。

各専門家の無料相談も充実してきていますので、勇気を持って各機関にご相談になってください。
[PR]
by bengoshi_358 | 2005-09-26 14:03 | 日々雑感
Copyright(C)2005 Kato Law Office. All Rights Reserved.