そういえば、さっき大曽根駅の名古屋方面上りホームの6番当たりのベンチで、上質のカシミアコートを着たピカピカの靴にスーツ姿の白髪混じりの男性が、熟睡してました。
寒いですし、鞄(TUMIの革みたいな高そうなやつ)が放り投げられたように、足元から1.5メートル離れた地面に転がり、お土産ものらしき包みが顔を出していました。
ご同輩。
可哀想な気がしつつ、自分で何かをするのも気が引ける。
駅舎まで行って、駅員さんを呼んでやりました。
年輩の駅員さんが苦笑いしながら出ていこうとするのを確認して、わたしは先を急ぐことにしました。
飲みすぎはイケマセン。
街はアブナイですからね。
わたしは若いときにも、外で飲むときは、飛び後ろ回し蹴りができなくなるまでは飲まないと決めていました。
足が縺れてダッシュできなくなるまでは飲まない、とも。
ちなみに、今は素面でも飛び後ろ回し蹴りは無理、草野球がオフの今はダッシュも怪しいですが。