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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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自分の頭で考えること。
わたしが思春期に差しかかる頃、朝日新聞のある社説に感動しました。

その社説では、「自分の頭で考えること」こそ、個人を育て、民主主義と自由を守る所以であるという趣旨のことが書かれていました。

その社説をよりどころに、その後進んだ管理教育が厳しかった高校で、先生と職員室で議論ばかりしていました。

「なぜ」「どうして」を連発して、うるさがられていました。


わたしは、高校時代を振り返ると、受験的には大きなマイナスであり、高校の先生たちと議論したことは無駄であったと思っていました。
あれがなかったら、と思うことがしばしばでした。
先生達も、権限はあまりなく、おそらく教育委員会の方針に則って試験的に管理教育実験校として、そうぜざるをえなかったわけですし。
どうにもならないことで時間を空費したと思っていました。


最近、面白い本を読んでいます。
「反論の技術」(香西秀信、オピニオン叢書20)です。
国語教師向けの本のようですが、これが面白い。
他にもディベートや議論の本を読み返していますが、この本はとても参考になります。

著者は、反論こそが議論の本質である、といわれます。
「意見は、本質的に先行する意見に対する『異見』として生まれ、…対立する意見に対する『反論』という性質を持っている。」(p.20)

だから、「意見を述べるということは反論することだ」と言われます。

「なぜ、どうして」と質問することも、実は意見表明であり、反論です。
背景的には「反論」を用意して質問するわけです。

「異なる意見の対立によって問題を深めていくということが、われわれの思考の働きそのものだ」(p.37)というのが正しければ、反論するという実践は、思考を深めることにつながります。
思考を深める、自分の頭で考える、ということにつながっていきます。


苫米地英人さんの本では、盛んにディベートが頭を良くする、と書かれていましたが、そういうことかと腑に落ちました。

そして、高校時代に悩み、先生達と議論したことも、いくらかの益はあったのかも知れないと思いました。
もっと食らいついて、しっかり議論しつくしておけばよかったと、逆の反省まで感じています。
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by bengoshi_358 | 2009-01-09 16:18 | 日々雑感
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