今日はお寿司屋さんでランチにしました。
880円で浅蜊汁までついてくる、満足度の高い定食です。
そこの息子さんに子供用の木製バットをプレゼントしたのですが、「よく飛ぶバットだ!」と愛用してくれているとのこと。
うれしい限りです。
「よく飛ぶ」=多分、いい打ち方をしているのだと思います。
さて、このごろ帰りに丸の内界隈で素振りをしている高校生らしき少年を見かけます。
背格好や、雰囲気からして、進学校の野球部という感じ。
素振りを見れば、技量はわかる。
…とまでは恥ずかしくてよういいませんが(言ってるけど)、大体はわかる。
素振りが上手で、試合でダメなことはあるけれど、素振りが下手で試合で上手ということはなかなかないです。
これを見ていてくれればいいんだけれど、彼の素振りは、「ドアスイング」。
構えたところから、右肘がいきなり伸びていくスイング。
「回す」振りなんですね。
脚が動き、腰が回り、それから腕が「肘を曲げたまま」回っていき、へその前で球にコンタクトする瞬間まで「肘を曲げたまま」速度を上げて腰に腕がついていく感覚で進み、コンタクト位置からいきなき「肘を伸ばして腕を前に放り出す」ように振り抜かないといけないのです。
「ドアスイング」に慣れた人は、内角球を差し込まれて、自律的にではなく、他律的に仕方なく「肘を曲げたまま」(腕を畳んで)球を打った時の、打球の鋭さや飛びに驚き、意図しない巧打に「ナイスバッティング!」と声をかけられて驚くのです。
そして、「窮屈に打ってもこれなんだから、もっと腕をぶん回して打てば、場外HRかなぁ」と気づかないまま、現状を維持していくのです。
ああ、一言教えたいが、変なおっさんと思われるだけだろう。
メジャー選手やプロ野球のスター選手の打撃写真集の一部でもコピーして贈呈したい。。
そんなわたしは、下手の教え好き。