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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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弁護士の費用は高いか?
今日は弁護士会の委員会で、弁護士法72条違反(無資格者の法律事件処理〜示談、訴訟指導コンサル)についてのお話がありました。

最近、弁護士費用の半分くらいで済むという宣伝文句に応じて、無資格者に示談交渉を事実上委ねてしまい、トラブルになるというケースが増えつつあるようです。


弁護士は訴訟代理権まで持っていますから、示談交渉が決裂したとしても、最終的には裁判所で判決をいただいて、強制執行まで扱うことができます。

しかし、無資格者(弁護士以外では請求額140万円以下の場合に限り認定司法書士が許されているだけ)では、そもそも示談交渉も業務として請け負えば弁護士法72条違反になるし、裁判所では業務ができません。

ですから、無資格者としては、弁護士法72条違反の事実には触れないで、示談交渉を引き受けて、交渉が行き詰まると、裁判を回避させるべく、そこで手を打って示談してしまう。
裁判所での裁判基準とは大きく異なり、本人が回収できる損害金や貸金が少額になったとしても、関係ない。
そんな例があるのではないか、という理事者からのご報告でした。


弁護士であれば、司法試験と司法修習で最低限の基礎能力あることはチェックされていますし、弁護士会に強制加入させられて研修や監督指導を受けることで、能力の維持増進と倫理の保持についてのチェックもあります。

だからこそ、市民や企業の法律紛争に関する業務を任せられるとして、弁護士法72条が定められているのです。


理事者のご報告をうかがい、仮に弁護士費用よりも安価であったとしても、実現される権利が完全でないならば、費用として安価であったと言えるのか、やはり大きな問題なのではないかと感じた次第です。
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by bengoshi_358 | 2008-06-18 19:00 | 日々雑感
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