「書くこと」で得られるものの、もう1つは、「集中」です。
「書く」ということは、「見ること」と文字を完成し綴るという「動作」があり、黙読という「意識の上での音読」が伴います。
「書く」ことで、「選択と集中」が生まれます。焦点が合ってきます。
ごくわずかの時間でもよいから、1日の始めに、仕事や勉強の始めに、テキストや参考書の一部でも書き写すことをすると、仕事や勉強の対象に焦点が集まります。
「書くこと」は、頭と身体を動員することになるので、例えば単純な音読よりも、「書くこと」+「音読」(耳栓をしてすると小声でも頭に響くので効果的)の方が、より「集中」が得られるのではないでしょうか。