法律実務は、机上の学問ではなく、人間を対象とします。
仕組み化は、ある意味で養老先生のいわれるところの「情報化」です。
科学がそうしてきたと批判されるように、「法律実務でも人間を情報として扱うことになるのではないか」との批判がありそうです。
しかし、人間を対象とし、人間の紛争を解決するのが法律実務ですから、人間を情報化しつくすことはありえません。
要は、情報化できる部分は情報化しつくして、間違いなく、抜かりなくポイントを押さえて、「どうしても情報化できない部分に力を注げるようにしたい」ということです。
さて、そのような高い理想を掲げつつ、うまく仕組み化していけるかな。。。