愛知県も専門教育を施す県立高校の設置を検討しているというテレビニュースをちらと見ました。
子供の特性、特長にマッチした教育は大切なこと。
ただ、公共教育機関としてそこまでやるかどうか。
現代は残念ながら経済力があるかどうか、適切な時期にふさわしい教育があるかどうかで、その後の人生を左右します。
とすると、親や子供のコストが小さくなる公立学校での専門教育も必要か?
しかし、結局は、その親や子供だけが恩恵を被るのではないか?特長ある私立学校の援助では不足か?
…いろいろ考えてしまいます。
いずれにしても、人は生まれながらに不平等です。加藤諦三先生の本にも繰り返し出てくるフレーズ。
不平等を認め、不平等に応じて、適切に対応することは、お国や地方自治体には必要ですが、何よりもまずは自分。
自分の個性や適性を知る。自分で認めたくない不平等すらも直視して、正しく対応していく。
ひとつのニュースのおかげで、また考えるきっかけが得られて感謝です。