ずいぶん前には、司法試験の受験科目に心理学は選択科目にあったように思いますが、今はありません。
自分の経験を振り返ると、心理学は必須科目にするべきだと断言できます。
経済問題も人間関係が基本にあります。人間関係は、人間をよく知る人がうまく扱えます。
人間は、感情の動物です。そして、感情は心理。
だからこそ、心理学は重宝します。
内藤よし人先生の本は、わかりやすく、おもしろいです。何冊も読ませていただいています。
この、[絶対相手にNOと言わせない心理交渉術]オーエス出版も、おもしろいです。
すでに知っていることもかなりありますが、これは知らなかった。そんな今日からでも使ってみたいアイディアを得られました。
アメリカのマックムーズとショーの研究成果。
文書で、最も読み手の注意を引くのは右上、次は左上、その次が中心。
今日から、準備書面に採用したいですね。中身が肝心なのではありますが、裁判官は弁護士の何倍も書類を読みます。多分弁護士の方がトータルでは忙しいとは思いますが、それは人に会うからであり、事件数は裁判官の方が何倍も持っているし、判例や文献の検討も裁判官の方がきちんとされています。
たくさん書類を読まれる方に、自分の書類と主張を、できるだけ強く印象づけたいですからね。
そのためにできる努力はした方がいいに決まっています。
この書類のコンテンツの配置法は、初めて知りました。
このアイディアを裁判所提出書類にも盛り込められたらいいなと思いました。