古本屋さんで「実学・小企業経営学」(朝日信用金庫常務理事<出版当時>相川直之著、ごま書房)を買いました。
ネットでも安価で出ていますね。
有数の信用金庫の常務理事の本ですが、中小企業経営者に対する応援歌のような内容です。
「小企業は、ユーザーのニーズに応え、かゆいところに手を差し伸べる産業の毛細血管であり、潤滑油である」
「必要こそ小企業の母」
「カンとウデのシステム化」
「カネは企業のため、人のために使う」
なるほど思える元気が出る言葉や、会計書類の読み方、経営とヒト・モノ・の問題、そして十八番であろう、カネの問題(金融機関との付き合い方)、と続きます。
小企業経営は、難しい。
でも、面白いから経営者は挑戦する。
そんな経営者を応援したいという思いにあふれた本です。
勉強熱心な経営者の方には、さすがに10年前の本ですから、知っていることばかりかも知れませんが、基本がしっかり書かれていて、しかももりだくさんです。
何度か流し読みするだけで、おさらいができる本です。
古本屋さんで買えて、ものすごい得をした感じです。