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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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目の付けどころを高く。
「心」(ラフカディオ・ハーン著、岩波文庫)

この本の中の、「ある保守主義者」という作品があります。

そこに、日本に帰る船の中から富士山を眺めるくだりがあります。
はじめて日本へ来たのであろう、外国人たちが、「富士山はどこだ、見えないではないか。」と船員に文句をつけます。

船員は、笑いながら答えます。

「ああ、あなたがたは目のつけどころが低すぎるんですよ。もっと上を見てください。もっと高いところを。」
外人たちが目を上げてみると、うす桃色に彩られた美しい山頂が見えたといいます。


わたしたちは、得てして、目の前のことしか見えません。

目の前の人とこと、ものを大切にするということは良いのですが、先を見る。
大局的に物事を見る。
そういう前提があってのことなのですね。


わたしたちは、悩みのタネ、怒りのもとがどんなものなのか、その実体や全容を知ること無しに、苦しむことがあります。

心に苦しみが生まれたとき、この言葉を思い出すようにしたいですね。


「ああ、あなたがたは、目のつけどころが低い。もっと上を見よ。もっと高いところを。」(p.200)
by bengoshi_358 | 2007-01-16 13:08 | 読書録
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