「日本をつくった12人」(堺屋太一著、PHP新書)
後編から読んでいます。
最初の石田梅巌について、読み終えたところです。
とても、おもしろいです。
『諸業、即ち人生修業なり』
そういう、石田梅巌の思想が、現在の日本の高精度機器や技術力の根本になっているのかも知れないなと思います。
堺屋先生は、いろんな人物や歴史的事実を、敷衍したり、再構成したり、加工しつつご自身の説を組み立てて見えるようです。
どれと、どれの事実をもって、そのような説が出ているのか、はまだまだ勉強しなければわかりません。
でも、歴史上の人物の実際の言動や著書の紹介もためになりますし、堺屋先生の自説の組み立て方、論理展開もとても参考になります。
新書で2分冊ですし、ハンディでいいです。