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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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人の役割。
「父がいて、俺がいて、息子がいる。これを称して、『人生』という。」(故・フランク・ゴーティシュ、リングネーム:ブルーザー・ブロディ)

ふと、ブロディの言葉を思い出しました。

わたしの、祖父は元零細な商店主で陶器卸会社の従業員、父は公務員でした。
祖父は、息子を堅い職に就かせたかった。
父は、息子らを、弁護士か、博士か、代議士か、とにかく「士」にしたかった。

はっきりとは、わからなかったけれど、子供のころ、彼らが話していた言葉を、今振り返ってみると、どうもそんな気がします。
祖父は、自分自身は、まさに自由人でしたが、きちんとした堅い職が一番だと言っていた。
父は、自分自身、若い頃は仕事を持ちながら夜間の法律学校に通っていたようです。
そして、「三士(さんし)」といって、「士」のつく職は、いいぞ、と言っていました。ただ、誰にも簡単になれるわけじゃないから、無理はしなくていいがな、と言っていました。

父は、9人兄弟の6男坊で、上の兄弟は姉1人以外、幼い頃までに死亡していましたので、戦中、戦後と家族を支えるために大変でした。
おそらく、「士」を目指していたのでしょうが、いつのころからか、家庭第一の人になりました。
休みの日には、子供らと遊ぶか、子供らと買い物、日曜大工をする。趣味は、子供と一緒に行く、ハゼ釣りくらいで、酒は晩酌で1杯くらいしか飲みません。

まさしく、無言の期待を込めて、子供に接する人でした。プレッシャーを感じたことはなく、むしろ「あんまりがんばらんでもいい。」と言われることが少なくなく、期待されていないのだ、とがっかりすることの方が多かったような気がします。

そういう父に育てられて、わたしも兄弟も「士」のつく仕事に就けました。
応援し続けてくれた、父がいなければ、到底不可能なことでした。


浜田省吾さんの歌、「マネー」に、兄が失踪した親父の変わりに自分を育ててくれた、感謝などない、ただ兄は自分の夢を弟に背負わせて自分の心をごまかしているんだ、というくだりがあります。
昔は、そんな歌詞にもしびれましたが、今は違うのではないかと言えます。

祖父も、父も、自分の夢を諦めたように見えますが、そうではないのではないか。
あるときから、自分の役割、社会での、家庭での、役割というものを考えることがあったのではないか。だから、自分の夢を子供に背負わせたのではなく、ただ自分は子供を見守り、親としての役割を果たし尽くした。
わたしは、今大きな感謝の気持ちを抱いています。

同時に、では、自分は何ができるのか、といささか不安にもなります。
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by bengoshi_358 | 2006-11-25 12:58 | 日々雑感
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