「西洋哲学の背骨―知っておきたいプラトン、デカルト、カント、サルトル」(荻原 真 、新曜社)
サルトルまでの西洋哲学のおさらいができてよかったです。
この本には触れられていない、サルトルの次に位置づけられる構造主義についてもう一度読みたくなりました。
この本は高校生とおじいちゃんとの対話形式になっていて、文章自体わかりやすく読みやすいです。
ビジュアルにわかりやすくする工夫がもっとあるとよかったとは思いますが(図表がもう少し沢山あってもよかったのではと思います)。
併せて読んだ、童門冬二さんの「[超]時間活用法」(中央公論社)にもありましたが、誰にでもわかりやすい平易な文章というのはとても大切です。
難解な哲学をここまでわかりやすく文章にされた荻原真先生の熱意とご努力に感謝です。
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