今日はイソ弁として働かせていただいた元ボスの事務所にご挨拶に行きました。
仕事がろくにできないのに十分な給料をいただき、勉強に草野球、夜の社交場でのマナー(ボスはきれいな飲み方でした)まで教えていただきました。
前回の事務所拡張は冒険でした。
今回は十分ちからをためて、思い通りに近い事務所になりました。
ビル自体は前よりも古いのですが、大きくてセキュリティーもしっかりしています。
なによりも、かつてわたしが弁護士になりたてのころに新築されたビルであり、名のしれた会社の名古屋支店が入っていたりして、弁護士は当時少なくて、「いつかこんなビルで仕事がしてみたい。」と思っていたビルなのですね。
昨日、ボスと親しいというかなり年配のT弁護士から、「事務所拡張おめでとう。あんた、立派になったね。」と言われました。 また、ほかに数名の尊敬する先輩弁護士からもお祝いのお言葉や花、植物、置き時計(弁護士にとって時計はいくつあっても多すぎることはありません。置き時計をくださるのはやり手の凄腕ね方が多いです。をいただきました。)
事務所を大きくしたくらいで偉くなったなどとは思いませんが、どこでどんなふうに仕事をするのか選ぶことができるようになれたことにありがたさを感じずにはいられません。
今日は、仕事上の親であるボスに感謝の思いを伝えたくなりました。
ボスは相変わらず元気に仕事をしていました。わたしの顧客は会社、個人の比率では最近は個人の方が多くなっていますが、ボスは以前から会社関係が主でした。今日も大きな事件の打ち合わせのようでした。
気を使わせないよう、いきなりお邪魔して、30秒で失礼しました。(会えなければ手みやげとメモだけでも残し、改めて連絡する。忙しい弁護士同士にはそれがスマートのように思います。)
ありがとうございます。
これからも頑張ります。
気持ちが新たになりました。