何をするにも信じられる仲間は大事です。
今日の午後は高等裁判所での証人・本人尋問でした。
マインドコントロールに基づく不合理な行動が問題になっている事案です。
当事者はこの裁判では1対1なのですが、関連する他の裁判も起きており、関係者は多数。複雑な事案の実態を理解し、それを裁判所にご理解いただけるように説明するのが難儀な事件です。
幸い、関連する他の事件について心強い先輩弁護士たちが集まってくれました。
事案の実態について、1人の先輩にはなかなか理解していただけなかったのですが(おそらくみなそうだったと思いますが、はっきり「信じがたいねぇ。」と口にされたのは1名)、2回目の打合せからは、はっきり理解できたとおっしゃっていただけました。
そして、その先生には他の事件で担当する当事者の利益擁護に関わるということで、急きょ、本日の事件についてもご参加いただけました。
心意気がとても嬉しく、本当に力づけられました。
恐らく、普通の弁護士であれば「やりたくない」タイプの事件です。
しかし、仲間がやっているから、その仲間が当事者を信じているから、面倒だけれども、とにかくできるかぎり手助けしてやろう、そんな心が通じ合う仲間と言える同業者の存在は心強いです。
A Friend In Need Is A Friend.
それは、いくつになっても、どこにいても同じです。
ご縁に感謝です。