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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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学びのコツ、人生の醍醐味。<訂正あり>
<打ち損じは感情の問題だと思っていたが違っていた。技術の問題だった。>

イチロー選手の言葉です。(「イチロー 262のメッセージ 」『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会著より)

感情に影響される技術ならば、所詮そこまでのもの、ということ。
また感情をコントロールするのも技術のうちですしね。



何かを学んだとします。
教えられたとおりに試してみます。
結果は出ませんでした。
なんだ、間違いじゃないか!損した!

そう思い、もうその人の意見は聞かないようにしますか?


教えてくれた人は結果を出しているわけですよね。
とすると、彼が特別だからなのでしょうか。


あるいは、あなたの学び方が不完全だからなのではないか。


例えば、こんなことがありました。
「ヒッティング時に利き手の手首を甲の側に折らないこと(宮尾すすむさんの手首のようにしないこと)が大事だ。これを避けるために構えるときはむしろぞうきんを絞るように利き手を巻き込むように握れ。」と教えられた人がいました。
その人は、試してみたけれど、窮屈でダメだった。
松井選手はそんな風に持っていないことを知った。
だから、「利き手を巻き込むように握れ」というのは間違いではないか、コツとは言えないのではないか、と思うようになった。


言われたとおりにやってみることは大事です。
そして、ダメならそれはそれでそれを知れたことで進歩です。
自分には向かないとわかったことでも収穫です。

ただ、この「利き手を巻き込むように握れ」というのは役に立たないかというとそうではないのではないか、と思います。
これは著名な指導書に書いてあったことらしいです。
きっと効果があるから書かれたはず。

「ヒッティング時に利き手の手首を甲の側に折らないこと」が正しいのは誰でも理解できると思います。
それでは、十分に力が入らないからです。球威ある球に負けてしまいます。
力のある外角球ならなおさら打ち返せません。
またバットヘッドが下がりがちになってしまいます(ポップフライの原因)。

ただ、利き手の手首を巻き込むように握り手を固く握ったままでヒッティングすることは、高めの球ならば打てますが、低めの内角球になると窮屈なはず。これはやってみればすぐわかります。
握り手を固く握ったままですと、はっきり言ってきれいにバットは振れません。
実際は、ミートポイントでは少し絞りを開き、手首は真っ直ぐのまま左右の握り手が直角になっていれば十分。
だから、ここは最低限「ヒッティング時に利き手の手首を甲の側に折らないこと」をもってよしとすればよいのではないかと思います。

それと、重要なことは、「構えの時に利き手を巻き込むように握れ」ということがなぜ言われるのか、その時利き手以外はどうなっているのか、ということを考えることが大事だと思うのです。

この点、名著「からだで分かっちゃう草野球」(イトヒロ著、学研)では、「その時の利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように自然になるはずだ」とあります。
この「利き手の脇をやや開いて肘を張ること」が同時に必要なのですね、というか、個人的には「利き手の脇をやや開いて肘を張る」ために「構えの時に利き手を巻き込むように握れ」ということなのではないかと思えるくらいです。

そして、「からだで分かっちゃう草野球」(イトヒロ著、学研)ではなくて、これは「週間ベースボール」で阪神・鳥谷選手の記事にあったお話だと思うのですが(違ってたらゴメンナサイ)、外角球の打ち方のコツとして「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩くというものがありました。<注:訂正あり>
外角球を叩くには、「ヘッドが下がらないこと」(=下がるとポップフライになる)(=下がると手首が甲の側に折れやすい)が大事です。
ヘッドを維持し、インパクトを強くするために、「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩くというわけです。

ここで「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩くためには、「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」していなければならないのですね。(名著「からだで分かっちゃう草野球」(イトヒロ著、学研)では、イチロー、松井秀喜選手ほか一流選手は大なり小なりこのエルボーができていると書いてあります)

「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩くと、外角球の場合でもヘッドは下がらず、利き手の手首も折れず、さらにヘッドの角度が理想的にキャッチャーよりに傾き(投手よりに突っ込むと、ひっかけた三塁方向の力のない打球にしかなりません)ます。
真ん中や内角の場合でも、振り回すバッティングではなく、叩くバッティングになります。重くて力のある硬式球で安定的に安打を打とうとする場合の打ち方になります(この打ち方だと非力な人でも手首を傷めることが少ないので、非力な人がこの打ち方をすることが多いようです)。
軟式野球では、球も軽いし、投手の球も120キロがせいぜいなので、真ん中や内角球でもこの打ち方をする必要はありません。



さて、以上をまとめますと、
「ヒッティング時に利き手の手首を甲の側に折らないこと」
・そのために、「構えの時に利き手を巻き込むように握れ」ではなくて、「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」する。「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」するために「構えの時に利き手を巻き込むように握ることを意識するとよい」と理解する。
・ヒッティング時には「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩く
・これは軟式野球では主に外角球を打つ打法であること。
・なお、これらは上体の姿勢や動きのコツであり、下半身の姿勢や動きについては別にコツがあることは注意。(また、機会があればご紹介します)

そして、抽象的に言うならば、何か姿勢や動きについてのコツを教えられたら、その時の身体の別の部位はどうなっているのか、どう動かすのか、視線はどこに置くのか、何を意識するとよいのか、どう考えたらよいのか、全身、心身、つまり全体的な観察、考察をすることが必要だということです。
また、何か姿勢や動きについてのコツを学んだら、その時の身体の別の部位はどうなっているのか、どう動かすのか、視線はどこに置くのか、何を意識するとよいのか、どう考えたらよいのか、を自分の頭で考えてみる。そして、実際にやってみることが大事だと思います。


こういう考え方は、ジェームス・スキナーさん(「成功の9ステップ」)から学びました。

オリジナルは世阿弥の言葉の、「守・破・離」、です。

手だけではない、足だけではない、師匠とするべき人物の全身の動きや感情までも真似てみることが大事なのですね。
一部だけ真似してもうまくはいきません。
だから、まず全部真似してみる。「守」
師匠と同じようにできるまでやってみる。
同じようにできるようになってみたり、疑問がわいたりしたら、少しずつ崩してみる。そうすると、良い結果を出すために必要なコツ、本質的な部分とそうでない部分が区別できるようになります。「破」
本質的部分と非本質的部分が区別できるようになれば、今度は本質的部分を残して、オリジナルな型を生み出すことができます。そして、オリジナルになれば、自分が師匠になります。「離」


さて、自分の愛知県弁護士会野球部マスターズ練習試合での結果に触れます。
わたしは、昨日書いた失策1、三振1に加え、好機に凡打がありました。
この凡打の原因は、こうです。
まず、好投手が下がりマスターズチーム以下の球速の投手が登場したためにモーティベーションが下がったという感情の問題もあり、「ここは練習」と思って、右打ちの軽打狙いで、軽量バットに切り替えました。
ここで、遅い球に待ちきれず、かつ軽量バットを抑えきれず、上記のコツを実践しきれずバットヘッドを回して球を引っ掛けてしまったのです。
凡打になるべくしてなった凡打です。

今日は、野球のことをたくさん書いてしまいました。
それは、昨日、「世界一受けたい授業」という番組の中で甲野善紀先生の技をひさびさに見たせいもあるでしょうね。指を少し曲げるだけで腕全体に力が入らなくなって紐同然になるとか、実演を見せていただいて感じるところがありました。
人指し指と中指を同時に曲げると別のところと思われる腕全体の筋肉が緊張する、という実演から、それとは関係もないのですが、「構えの時に利き手を巻き込むように握る」と自然に「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」なるということを思い出しました(これは、「からだで分かっちゃう草野球」(イトヒロ著、学研)にありました)。そこから、むしろ、「構えの時に利き手を巻き込むように握る」のが本質ではなく、ヒッティング時には「利き手の手首を折らないで」「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で球を叩くのが本質であり、その前提にそうすることを容易にする構えをするために「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」構える。「利き手の肘は横に突き出し、フライングエルボーのように」構えるために、「利き手を巻き込むように握る」のだな、とひらめいたのでした。
こうやって書いてみて、整理しておこうと思い、この日曜日、打合せの合間、移動の合間に書き溜めていったものをまとめました。

わたしの先日の結果からの反省です。
・およそプレー中はモーティベーションを維持し続ける。
・どんな遅球にも動じず自分のバッティングができる技術力をつける。
・両足痙攣などという恥ずかしいことのないように基礎体力=脚力をつける。

正しく学び、学んだことを実践する。
そして、検証し、超えて行く。

これが人間の醍醐味、人生の醍醐味ですね。



<注:訂正>
「利き手の肘をバーンと心臓にぶつけるイメージ」で叩くというのは、「週間ベースボール」阪神・鳥谷選手の記事では「上達する!野球」(仲沢伸一著、ナツメ社)のp.35にありました。
お詫びして訂正致します。
この著者の仲沢伸一さんという方は、本に書いてある履歴によると、元東京ガス硬式野球部の監督。桐蔭学園高校→慶応義塾大学→東京ガス。六大学野球優勝とベストナイン、監督としても輝かしい実績のある方です。
「上達する!野球」(仲沢伸一著、ナツメ社)も、数ある野球教本の中でも秀逸で、写真が多く、一流アマと素人の違いが歴然とわかり、かつ巧みな文章で修正のコツが照会されています。
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by bengoshi_358 | 2006-06-25 19:08 | 日々雑感
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