今朝は、1杯240円のコーヒーを飲みながら、週刊文春と「日本国破産のシナリオ」(ラビ・バトラ著)を読んできました。
週刊文春には、対馬の飲食店や住民が韓国人旅行者の傍若無人というか醜い含羞のない行いに大変困っているといいます。
「旅の恥はかき捨て」、「もともと韓国の領土だった島だから」などが主な理由とか。
一部の韓国人の行為かも知れませんが、「竹島」の次は「対馬」なのでしょうか。
「竹島」のように軍事力を行使するぞと脅すことはできませんが、それ以外の方法で事実上「奪還」しようと思っているのでしょう。
日本で働いている韓国人、中国人にはたまに出会いますが、本当に勤勉でよく働きますし、悪い印象を持ったことはほとんどありません。
一所懸命にがんばる人たちは応援したいと思うものです。
しかし、過去の一時期の栄光や良かった時期を忘れられず、それだけでなく努力もせず、正当な対価を払おうとせず、恨みやねたみだけで生き、不当な利益を引き出そうとする人にはきちんと対処していかなければなりません。さもないと、「日本などという国は20年後にはなくなっている」ことになりかねませんね。
さて、「日本国破産のシナリオ」。
ネガティブ情報であり、何度か「予言」を外されている著者らによる本ですが、わたしは藤原直哉先生は好きなのですね。同年であるし、中小企業同友会主催の講演会2次会で居酒屋に行ってご一緒させていただいたのですが、気さくにいろんな質問に答えてくださったその姿勢に好感と尊敬の念を持ちました。
ラビさん、ペマさん、藤原先生とも、シャーマンというか、瞑想系の人というか、変わった学者さんたちだと思うのですが、たまに読むとためになることがいくつも発見できます。
(もっとも、ネガティブ情報は真に受けない。確かな「予言」「予測」というより、単なる「警告」でしかない。このまま行くと、危ないよ、というだけのことで、なんら責任ある「判断」ではないのですから。)
冒頭で、建築偽装のことが書かれていますが、「官から民へという安易な発想がもつ危険性を示した」といわれます。
「官の姿勢を正してからでないと」、「官から民へ」は、拝金主義の腐敗を生むだけだ、と警告されます。
ざっと読みましたが、経済情勢や社会情勢の紹介や分析は面白いのですが、「日本国破産のシナリオ」とは大げさですね。営業的配慮による題名なのでしょう。
現状の一端を紹介、説明し、このままだと危ないよ、という注意喚起の本ですね。
ただ、大多数の人が、明快な言葉では説明できないとしても、「このまま行ったらこうなる」と、たぶん気づいている危機であるように思います。
(経済はよく気づきますが、政治・軍事・文化の危機はどうでしょうか…。)