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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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法律相談と自分。
今日は、愛知県弁護士会の法律相談でした。
場所は、名古屋市中区栄の中日ビル3階「愛知県弁護士会栄法律相談センター」です。

法律事務所以外でする法律相談は、口に出さなくても本音の部分では多くの弁護士が面倒に感じているはずです。
やりがいを感じられるような相談や事件依頼はないだろうという諦めに似た気持ちであったり、何よりもある程度経験を積んだ弁護士になると、弁護士会規程の法律相談料では、実質時間給にマッチしないという人も少なくありません(相談料の一部はどこの弁護士会であっても弁護士会に寄付することになっていて、相談料の全てが弁護士に支払われるのではありません)。
さらに言えば、弁護士なら誰でもよいという相談者よりも、自分を指名して来所くださる相談者の方に力が入るのも人情です。

法律相談にいらっしゃる相談者の中には、たとえそれが弁護士業界や裁判実務上、大きな問題ではなかったとしても、本当にわらをもすがるようなお気持ちでみえる方も少なくありません。
そして、弁護士大増員時代の昨今であっても、弁護士に相談できないために、無資格者に相談をし、正当な権利救済を受けられず、あるいは被害を拡大させているという現状もあります。

法学部の学生が行う、全く無償で責任のないことを相談者も承知の上で行われる無料法律相談ならば格別、法律相談には相談者にも回答者にもリスクはつきものです。
相談者は、回答に従って行為した結果は全部自分に降り掛かってきます。
回答者は、誤った回答をして、相談者に損害を蒙らせてしまった場合、その責任追及をされても仕方ありません。

法律相談をしてもらいたい、と思う時は、当然紛争になっている時です。
内容証明郵便で通知した方がよいのかどうか、通知するとしてどんな文面がよいのか。
それらの判断を誤ると、権利の発生、変更、消滅につき、不測の結果を招きかねません。

法律相談をしてほしいと思う一般の市民にとっては、弁護士会規程の法律相談料だって、決して安価ではありません。必死の思いでいらっしゃる方も少なくありません。

法律で許されて弁護士だけがなしうることを嫌がってやってはいけないのではないか。
相談者の立場にたって、限られた時間の中で出来る限りの情報を差し上げて、相談者の心が少しでも軽くなるように、笑顔で返っていただけるように精一杯の思いで力を出し切らなければならないのではないか、と思わされます。

法律相談会、国選刑事事件。
わたしのなかでは、少し引いた感じになってきていましたが、ご縁のあるものは、出会い方や、客観的な事案の軽重に関わらず、「与えられた時間の制約の中でベストの力でがんばる」ことが長い目で観察したとき、きっと自分にとって良い結果をもたらしてくれるのではないかと思います。

そう、自分中心主義です。
但し、含羞のない、目先の利益をむさぼり求める自己中心主義ではなく、自分の人生とか使命とか、より大きな目で見た場合の自分中心主義。

高いところから見下ろすような正義の味方は好きにはなれませんし、そんな能力も正義感もありません。自分だけでなく他人にも無理難題を要求する道徳家にもなれません。

自分が仕合せになりたいから他者の幸せを願う。
そんな究極の損得勘定ならば、楽しいし、続けられそうな気がします。

すべては修行、幸せになるための修行、少しでもましな人間になるための修行、きっと良くなるという確信があれば修行自体楽しくうれしいものです。
立派な大先生のことや、大成功して六本木ヒルズに住む社長たちを羨むことはありません。
わたしはこうして生かされて、今わたしにとって最善の道を一歩一歩歩いています。それ自体、ありがたいことです。

…今日は法律相談に向かう道すがら、事務所に帰る道すがら(帰りは栄から徒歩)、ずっと考えていたことをまとめてみました。

*帰りに撮影した堀川の画像です。
e0026495_1873292.jpg

ボラが俎上するなど、かなりきれいになったようですが、まだまだのようですね。
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by bengoshi_358 | 2006-05-08 18:11 | 日々雑感
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