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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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偽学位問題。
実はわたしが前にたびたび紹介した小林正観さん。
斎藤一人さんも勧める3人の大先生の1人です(船井幸雄、立花大敬、小林正観)。


なかでも正観さんはお話もおもしろいし、本もとてもためになるのですが、玉に瑕が、「心理学博士」という肩書きをたまに載せられること。

ご本人は洒落のつもりのようなのですが、これが正規の博士課程に進まれていない「名誉学位」らしいのですね。
「名誉学位」というのは、お金でも買えてしまう、というのが問題です。
欧米では、「偽学位」ということで、「詐称」という扱いだというお話も聴いたことがあります。(この辺りは、広島県・学習塾ジーニアスの齋藤久美雄先生のブログに詳しいです)

わたしの大好き月刊雑誌「致知」の致知出版から、「宇宙を味方にする方程式」(小林正観著)も出ていて、売れているようですが、この本の著者紹介にも「教育学博士」という肩書きが書かれてます。


良くも悪くも日本人は寛容です。
欧米では、正規の博士課程を修了していないのに、「○○学博士」と名乗ったら犯罪同様の扱い(日本では○○博士天国、誰でも1億総博士)。
欧米では、利息を制限する法律は1つで厳格に法定金利を守らせます(日本では刑事に関わる出資法と民事だけの問題の利息制限法と2重の基準)。
欧米では、法律資格は1つだけの国が多いらしいです(日本では弁護士、司法書士、税理士、行政書士、弁理士、社会保険労務士など多数、英国では2つ)。

多様な選択肢を用意しつつ各ユーザーが充分に理解して自己責任で選択していけばよいとするか、適正、公正、安全を図るために明確で一義的な規定や規則ないし制度を設けて厳格に規制していくのか。

わたしにはどちらがどうとはにわかには断じ切れませんが、前提となる正しい情報があることが大切なように思います。
それが何であるのか、どんな能力・機能・効能があって一体何がどこまでできるのか、どれほどのものか。そういったことについて、正しい情報が与えられていなければなりません。

中国や日本では、先生が呼びやすいためか、気軽な先生が多いです。
わたしは自分ではまだまだ「センセイ」でしかないと思っていますから、「さん」付が気楽でよいですね。


さて、学位の問題に絞りましょう。
博士課程を終えてはいないけれど、優秀な人、業績をあげた人に学位をあげたいという大学があってもよいでしょう。ただ、そういう大学はそれなりの大学。そういうことを皆がわかっていればよいだけかも知れません。1つのギャグ、シャレで済めばよい、なんちゃって博士として、楽しめる人ばかりで、誰にも被害がなければよいですね。
ただ、そういう大学名を出さずに○○博士と書いてしまうのはどうか、信用詐欺と言えるかも。
実際に能力なく、業績ないにもかかわらず○○博士号をお金で買えてしまうのはいけませんね。
個人的には、「○○博士」と呼ばれるほどにはなれないと思うし、いい加減なお金で買える学位なんて要らないですね。


正観さんのお話はおもしろいから、できたら「教育学博士」の肩書きは使わないでほしいと思っています。
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by bengoshi_358 | 2006-04-04 21:15 | 日々雑感
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