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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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即断、即決厳禁。
いくら人間性を磨こうとしても、いくら正しい方向に努力をしても、どうにも運が巡って来ない、運勢の芽が摘まれてしまう。

どうしていつもこうなんだ…。

そう思う人はいらっしゃいますか。

わたしは何かを他人のせいにする人は好きではありません。
しかし、齋藤一人さんのCD「齋藤一人の最高傑作1、2」では、エネルギーを奪ってしまう身近な人間に注意するようにと言われています。

いくらがんばっても、がんばるはなからエネルギーを奪われて行ってしまえば、うまく行くはずがありません。成果や利益が出てもかすめ取られて行くならば、手元に残るわけがありません。
そういう人からは、離れなければなりません。
(ただ、注意しなければならないのは、ヘンテコな新興宗教みたいに、本当に親身になっている親兄弟があなたの人生のガンだといって、出家させたりするような団体に加入させようとする人。そういうその人たちがエネルギーを奪う人だと知らなければならない)

一人さんは、いたわりの気持ちからでしょうか、はっきりとは言われてないのですが、わたしは、そういう人間をそばに置いておく自分が居ることに気づかなければならないと思います。

そこに気づかなければ、逃げても逃げても、離れても離れても、同じ人が、同じような別のもっと悪い人がくっついて来るのではないでしょうか。


「類は友を呼ぶ」
人は人間磁石です。
必ず、同類が集まります。
しかし、エネルギーを奪いに来る人、金品をかすめとろうとやって来る人は、同類ではないでしょう。

どうしてやって来るのか。
彼らと同じようにズルくはないですが、人間ですから、どうしてもズルしたい気持ち、欲は捨てられません。共鳴するものがどうしても心の中に存在しているのですね。1ミリくらいは誰もが捨てきれないで持っている。
そこをくすぐるわけです。

では、どうしたらよいのか。
自身の弱さを認識する、自覚する。
自分の頭で考える。
知識を備え、直感力を磨く。
目先の欲得につられて妥協をしない。

そのためにもっとも大事なのが、「即断即決をしない」ということです。

ゆっくり、じっくり人からエネルギーや利得を奪おうとする人(意識的、無意識的の場合あり)に対しては、じっくり人間力を上げて行けば、相手の方から自然と遠ざかって行きます。人間性を磨き、甘さ、目先の欲得に転ばない心を作って行けばよいと思います。

しかし、金品を奪おうとしてやってくる人は、相手の判断力の乏しさにつけこみ、自身で相手をコントロールしようとします。
時間をかけて調べて、あるいは考えれば、容易にメッキがはがれるのが常ですから、彼らの手法はいたって単純。
「情報を与えないで、考える時間を与えないで、即断即決をさせる」


わたしのところにやって来られる相談者、依頼者の中には、「人間性がすばらしいと思われるのに、どうしてこんな失敗をすんだろう。どうしてうまく行っていないんだろう。」という人たちがみえます。

どこかに、ツメの甘さ、人が好すぎるところとかがあって、そして、エネルギーや成果や利益を奪っている人が周りにいることが少なくないのですね。
ご本人だけが気づいていない。
エネルギーや成果や利益を奪おうとする人に対して、適切に対応していかなければ、どれほど努力をして人間性を磨き、能力や商品を工夫し、努力したとしても事態は悪くなって行くだけです。

「悪魔は天使の顔でやってくる」と言われます。
しかし、注意深く観察すれば、見分けられるはず。
心理学者の本を何冊か読みましたが、「詐欺師に悪声の詐欺師はいない」そうです。
プロ詐欺師の声は概して美しいし、ごまかせる。
鋭い質問を浴びせれば、動揺して声もうわずることがあるかも知れません。
そうでもなければ、声ではわからない。

しかし、目の光や人相はごまかせないそうです。
それから全体の雰囲気。
よく観察すること、じっくりと考えてみることです。

なによりも、「即断即決しない」「自分の頭で考える」こと。
どんなときも、「ズルいことは考えない」ように努めることが大事なのではないでしょうか。

わたしも、相手方当事者や相談者ないし依頼者とその関係者から、「今すぐ」と求められても、自分の頭でじっくり考えて、「信用できる」と納得できなければ、判断を見送るようにしています。


去年、こんなことがありました。
「先生、ある会社が株式上場を準備しています。出資しませんか。1か月預けてくれれば、1.5倍にしてお返しします。」と、ある方からこう言われました。
身分、肩書きからしても、十分信用できる方でした。
通常ならば、即うさんくさいと電話を切りますが、前から知った人であったために、上場するという会社の情報等を一方的に語られるままに聴いていました。
しかし、彼が、「2〜3日のうちに入金ください。」と言った時点で、「けっこうです。」とお断りしました。

どうしてそんなに良い話に自分を加えてもらえるのかわかりませんでしたし、何よりも今すぐという話にろくな話はありません。

その話が正しければ、0.5倍の部分が得になる。
しかし、その話が正しくなければ、1.0倍の出資した部分全額が損になる。

わたしは0.5倍の部分の得を得ることがなかったのですが、十分な情報と確信もないままに、うさんくさい話に乗って出資額全部損をしていたかも知れません。


そうそう、山崎武也さんが言われました。
「弁護士の報酬をけちれば、弁護士報酬全額が無駄になる。しかし、弁護士報酬を余計に高く払い過ぎたら、払い過ぎた分だけ損をするだけだ。」

最近、何組かの山師のような方から、事件相談があり、判で押したように「安くやってもらえませんかねぇ。」と言われました。
報酬以前の問題で、そういう方とはお話もしたくないと思いましたので、あいまいに返事をしてそのままにしてあります。多分二度とお会いすることはないでしょう。
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by bengoshi_358 | 2006-03-08 14:06 | 日々雑感
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