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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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刑事事件。
わたしは刑事事件は国選事件以外は原則として受任しません。
これは4年くらい前からそうしています。
刑事事件で、しかも否認事件や被害弁償等の必要な事件になると、緊急出動の回数が増えてしまいます。

民事事件の数が増えると、緊急出動が心身や家庭に与えるダメージは計り知れません。そして、疲労が蓄積すると判断に狂いが出やすくなります。
自分の能力を超えた業務はできないと考え、受任がコントロールできる(忙しくないときだけ受任できる)国選事件のみ受任するようにしています。

刑事事件には、ドラマがありますね。

明日のある若い人の事件では、やはり年長者の立場からいろいろ相談に乗り、できるだけ物事の本質を衝いた力のある言葉を伝えるようにしています。
言葉は人を活かしもし、殺しもします。
中谷彰宏さんの文字の大きな本や、夜回り先生こと水谷先生の本、それから元ヤクザの組長で覚せい剤中毒だった岩井喜代仁さんの本を差し入れたりします。

逆に身寄りのない老人の事件では、やりきれない思いがします。
ただ、話を聴いてあげるしかできません。そして、どこでどうしてこんなことになったのか、なぜ出たり入ったりになってしまったのか、ターニングポイントやきっかけについてのお話から、学ばせていただくしかありません。たまに、「できたら、それ原稿にしたらきっと読みたい人がかなりいると思いますよ。」と口に出てしまったりします。
転落弁護士の内山哲夫さんのお話にもありましたが、どれだけ社会復帰の支援をするべき民間受入れ企業がないか(あっても人権無視のヒドイ会社もある)、考えさせられたりもします。

刑事事件は、もちろん犯人が悪いです。
厳しく処罰されねばなりません。
しかし、得てして不利益供述を強要させられたり、やってもしない犯罪について押し付けられたりしている被告人にしばしば出会います。だから、正しく裁かれるための前提づくりとして弁護人が必須です。
また、転落のきっかけには気の毒な事情のある場合もあります。
刑事事件という手続は、処罰の手続であると同時に、人間回復・再生ないし再起のための手続でもあってほしいと思います。裁判官、検察官、弁護人と関係者が一体になって、その手伝いができるのが刑事事件手続なのだという気がしています。
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by bengoshi_358 | 2006-02-07 17:01 | 日々雑感
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