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愛知県名古屋市中区丸の内 弁護士加藤英男の日々是精進日記(ツィッター:@BengoshiKH)
by bengoshi_358
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平成27年11月22日(日)名古屋・金山名古屋都市センター「うつ病に関する講演会」開催
再度のご案内ですが、

11月22日(日曜)午後に、金山・名古屋都市センター14階会議室にて、弁護士の立場から、「うつ病」について1時間半ほど、お話をさせて頂くこととなりました。

まだ、原稿は確定していませんが、概ね、下記のような内容でお話します。

<「うつ病」について>

1.厚労省の統計資料に基づく客観的データ
・「うつ病」患者の増加
 「うつ病」を含む気分障害患者は、平成8年頃に4万人弱だったのが、平成14年には8万人強へと倍増しています。
伝染病でもないのに、どうしてそんなに増加するのでしょうか?

・「心療内科」の増加
  いわゆる専門の精神科ではなく、もともとは内科であったり産婦人科であったりする医師のうち、「うつ病」なども診療するという、「心療内科」施設数は、平成8年には117施設であったのが、平成9年には185施設、平成25年には627施設と、5倍強に増加しています。

・「抗うつ薬」市場の拡大
  日本における抗うつ薬の市場規模は,平成10年(1998年)には,年間145億円であったものが、それ以降急速に拡大し、平成22年には年間1000億円の規模と、10倍になっています。

2.データから読み取れること
 <「うつ病」患者の増加=「心療内科」の増加=「抗うつ薬」市場規模の拡大>は、上昇カーブと、上昇時期が概ね整合しており、相互の関連を疑わざるを得ません。
つまり、「うつ病」患者を含む気分障害患者患者の増加は、病気本来の性質によるものではなく、患者をとりまく社会環境にも原因がある、と言えそうです。

3.データをもとにさらに検討する
・「うつ病」とは、どんな病気なのか?

・「うつ病」周辺、「うつ病」類似の病気にはどんなものがあるか?

・「うつ病」と「うつ病」周辺、「うつ病」類似の病気の治療は同じでよいのか?

・「うつ病」周辺、「うつ病」類似の病気の患者に、「うつ病」の治療を続けるとどうなるか? 

・本来的な「うつ病」は、適切な治療により、寛解、治癒する病気であるはずなのに、なぜなかなか治らない患者が多いのか?

・新型「抗うつ薬」(SSRIなど)の効能と弊害が問題とされているが、どういうことなのか?

・薬効の高いベンゾジアゼピン系の睡眠薬の弊害が問題とされているが、どういうことなのか?

・処方される適量でも依存性や奇異反応が起こるというけれど、それはどういうことなのか?

4.難治性「うつ病」、症状の深刻化、最悪の事態を回避するためにどうしたらよいのか

5.「うつ病」は裁判でどう扱われているのか
  (一般人を対象としていますので、ここに重点が行くかも知れませんが、私の弁護士であるにも関わらず、科学関係の団体主催の講座でお話させて頂ける理由、USPは、上記1.〜4.だと思います)

※ご存知ない方が少なくないかと思いますので、ここで少しだけ内容の一部をお知らせしておきます。

「うつ病」 ≠ 「新型うつ病」(「躁うつ病」が主要という有力説あり)

「うつ病」= 抑うつ状態。楽しいことがあっても、楽しめない。自罰的。
「新型うつ病」=抑うつ状態と躁状態もある。楽しいこと、自分の好きなことはできる。他罰的。

「うつ病」と「新型うつ病」、特に双極性障害とでは、病気の原因も、治療も異なっており、ミスマッチがあると、治癒しないで悪化する。

参考:厚労省HP
双極性障害について
「この病気は精神疾患の中でも最も脳やゲノムなどの身体的な側面が強い病気だと考えられており、ストレスが原因となるような「こころ」の病気ではありません。」(← 労災民事事件では原告被告とも、主張の仕方においては、いささか工夫が必要になります)

非常によく効く、「新型抗うつ薬」、「ベンゾジアゼピン系睡眠薬」には問題も多く報告されており、今日では、医学界の中でも、取扱い注意と強く意識されている。

最悪の事態は、他者からは唐突に起こるが、一定の心理プロセスをたどってそこに至り、そこに至るまでに、いくつかのサインも出ている。

第1部は、一般社団法人・生命科学文化推進機構の理事長であられる、早川あけみ先生が、「うつ病」を含む精神医学について、科学的なご説明をして下さいます。

私は、「うつ病」に関わる裁判事件を10数年前から、何件も受任し続けています。

そこで、いろんな医師や専門家に相談し、医学書やポピュラー・サイエンス本を20冊強読みました。

また、精神科医や、臨床心理士による講演会や勉強会に参加し、一部の講師にご相談したりしてきました。

早川あけみ先生も、そんなリサーチ活動の中で面識を頂いた方です。

そして、私のリサーチに大変興味を持って頂いて、「今度、コラボしましょう!」とお励ましを頂きました。

私は、てっきり冗談、お世辞であろうかと思っておりましたが、現実になってしまいました。

以前もご案内したのですが、
今回、他に予定していた講師が参加できなくなったことなどもあり、「うつ病」という単一テーマに絞られたこともあり、小会議室での開催となりました。

人数の関係もありますので、もし、関心がおありの方がいらっしゃいましたら、早めにお申込みを頂けますと幸いです。

今週末か来週には、中日新聞への広告もされるそうです。

私の名前では人は集まりませんが、早川先生のわかりやすくてためになるお話には定評がありますので、来週半ばには定員がきてしまうかも知れません。
講師特権(?)もありますので、直接、私宛に参加下さる旨のご連絡を頂けますと、受講料減額もできると思いますので、ぜひ、お早めに私まで、ご連絡下さいませ。m(_ _)m

「うつ病」の問題は他人ごとではありません。
社会一般に蔓延する深刻な病気です。

「うつ病」によって長く辛い状態に置かれる人が減って行くように、悲しい事件や事故が無くなるようにと心から願っています。

そのためには、広く情報を得て、自分の頭で考え、身体で感じ、自分のできる小さなことを行っていくしかないと思います。
今回、無謀にも、講師の1人となることをお受けしてしまったのも、私にとっては、そういう小さな行いのひとつです。


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by bengoshi_358 | 2015-11-13 17:03 | その他法律関連
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